ディスプレーの黄ばみ問題、ガラス強度問題、そして電波……。持ち上げといて落とす、日本メディアの典型的な扱いを受けてるiPhone4ですが、実際のところどうなのでしょう?
黄ばみに関しては、原因は接着剤(のようなもの)にあり、時間経過とともに定着するという説が濃厚です。少なくとも、編集部にある複数の実機では黄ばみ自体確認できませんでした。ガラスの強度問題ですが、そりゃ投げたりしたら割れますて……。従来のiPhoneより頑丈になっているのは実機を見れば一目瞭然です。
……して、電波問題。米アップル自身が認めてしまっているので今さらですが、手元の実機で試してみますと、確かに持ち方によって電波状況が変わりますねぇ……。
左手でしっかりホールドすると |
↑ん〜、確かに電波強度が目減りします。 |
エッジを持つと…… |
↑電波強度はマックスに。むろん、何度も同じ場所で試しています。 |
3GSをしっかりホールド |
↑電波、まったく問題ございません。 |
問題の“線” |
↑手で覆ってはいけないとされる左側面のラインです。 |
右手で持ったり、ケースを装着することで回避できる問題だそうですけど、裸で左手で持つという、許されるべき自由を主張される方は、ちょっと様子見かもしれません(まだ入手されてなければですが……)。私自身、とりあえず1週間ほど裸かつ基本左手持ちで使ってみましたが、さほど電波に困った記憶はございません。ほかのケータイでも持ち方によって電波状況が変わる物はあるそうですけど、ここまで騒ぎになっちゃうのは、やはり売れっ子の宿命なのでしょうね……。
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