iPhone4の液晶サイズは3.5インチと3GSとまったく一緒ですが、解像度は480×320ドットから960×640ドットに向上しています。方式もISPに変更され、発色、視野角が向上しています。3GSと比較しながら見ていきましょう。
3Gと比較 |
↑奥がiPhone4。発色も視野角も向上しているのがわかる。 |
ホーム画面を比較 |
↑ぱっと見はわからないが、拡大してみるとフォント、アイコンがキレイになっているのがわかる(右がiPhone4)。 |
文字入力パネルを比較 |
↑右がiPhone4。文字がなめらかだが、肉眼ではさほど差はない。 |
当サイトを表示してみた
↑右がiPhone4で左が3GS。レイアウトは変わらないけど、iPhone4では拡大しなくても文字が見える! 肉体的な問題で、拡大することになるとは思いますが……。
YouTube動画を比較(右がiPhone4)
↑拡大してみると、文字周りのキレイさでiPhone4が勝っているのがわかる(右)。 |
フォントがキレイに
↑クリックで拡大してみてください。同じアプリですが、フォントがキレイなだけで気分もゴージャス☆
アプリのスケーリングもグー
↑iPadと異なり、スケーリングに違和感ございません。画面比率が等しいからでしょうね。アプリ開発者にはやさしいかもですが、ネイティブ解像度のアプリが逆に出にくくならないか余計な心配……。
スマートフォンの液晶では、これまでXperiaの854×480ドットが突出して高解像度でした。HTC Desireの800×480ドットが標準的で、今秋ドコモから登場するサムスンの『Galaxy S』(すなわち最新鋭のAndroidケータイ)もこの解像度です。iPhoneは解像度が低いなんて言われてましたが、一気に逆転リードですね。
むろん、解像度は高ければいいというものではありません。かつてWindows Mobileは高解像度化が進むほどに目に厳しく、使いにくくなりました。iOSは液晶サイズを考慮したインターフェースで、人の目にも優しい設計といえます。実物を見たら、きっと3GSから乗り換えたくなると思います。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります