開幕前日は、世界中から集まってきたデベロッパーたちがバッジと記念ノベルティの受け取りのために会場にやってきます。我々取材班は飛行機便の関係で土曜日から入っていましたが、日曜日に到着して、なんとか一日で時差ボケをとって臨む、というデベロッパーも少なくありません。
例年、会場内には、その年のテーマを象徴する巨大バナーがいくつか設置されますが、現時点でもっとも目立つバナーは“4 Bilion Apps Downloaded”=アプリダウンロード数40億本。キーノート発表後に新しいバナーが登場することも確かにありますが、今回は新型iPhoneの登場はほぼ確実視されており、アプリとモバイルがWWDCの重要な位置を占めることは間違いないでしょう。
今年の“どうでもいいけど人によっては大きな問題”として早速あがっているのが、ノベルティの内容。昨年は質のいいWWDCロゴ入りTシャツと、MacBook Pro 15インチ&17インチが同時に入るカバンの2つでした。これがどちらもなかなか評判高かったのですが、今年のノベルティは、WWDCロゴが胸に入った長袖のスウェット。
寒い日が続いていた金曜日までのサンフランシスコならちょうど良かったんですが、土曜日から日中は強い日差しで汗ばむほどの気温。かなりの暑さも手伝ってか、「昨年のほうが良かった」などと残念がるデベロッパーも何人か見かけました。
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WWDC2010の会場となる、サンフランシスコ市内にあるモスコーンセンター。遠くからでも一目でわかる巨大なアップルロゴに引き寄せられて近づいていくと…… |
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頭上にはこの巨大バナーが。アプリ、アプリ、アプリ! といったところ。受付前のWWDCバナーもアプリをあしらったデザインになっています。一応、iPhone/iPadだけじゃなく、Mac関係のセッションもあるはずなんですが。 |
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今年のノベルティ、長袖スウェットを早速その場で着用するデベロッパーたち。背中の「10」はもちろん2010の意味ですが、スポーツのユニフォームふうのイメージになっている点に、意味があるのかは現時点では不明。ひょっとすると、スポーツ選手の大物ゲストが登場したりして!? |
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広~~いロビー内をパノラマ撮影して超横長画像にしてみました。バナーと受付の巨大さがわかるでしょうか。明日以降ここが満杯になる、ということで、まさに「世界開発者会議」というわけ。 |
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週アスはTokyoKawaiiMagazineという電子書籍アプリのデベロッパーでもあるので、そのプロモーションも行ってきました。彼は、現地のジャパンカルチャーの雑誌『OTAKU USA』の編集長、パトリック氏。なんと、ヤクザ映画と日活ロマンポルノの上映会をやったりしてるそう。ハッキリ言って並みの日本人より詳しくて濃いです(笑)。「日本産じゃない質の低いアニメが北米で流行っていてくやしい!」とアツく語っていました。 |
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これがOTAKU USAの本誌。表紙がハガレン! |
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場所を変えてKawaiiMagazineのプロモーションビデオに協力してもらうことに。「トーキョーカワイイマガジンは注目だぜっ」とか、何テイクかコメントを語ってもらいました。 |
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iPhone HDついに登場か!? WWDC2010ライブ中継!