週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

メッセージをプッシュでもらえるiPhoneアプリに惚れた!

2010年02月09日 12時00分更新

pushme.to - web to iPhone messenger

『pushme.to - web to iPhone messenger』
バージョン:1.0.1
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 任意のウェブブラウザーから送られてきたメッセージが、即座にiPhoneに届いたら便利だと思わない? 受信側のiPhoneに『pushme.to』をインストールすればそれが可能だ! 一般的なIMと異なり、自分と同じアプリを相手にも使ってもらう必要がないのが気楽だよね。

初回は登録が必要。2回目からLoginで
iPhone用にG社みたいな共通アカウントがあれば楽なんだけどね

 pushme.toはアップルのプッシュ通知サービスを使い、最大500文字までのテキストメッセージを送受信可能にするアプリ。表記は英語だけど日本語も問題なく使えるよ。初回にユーザー登録が必要。

通信関係をオンに設定
これオフだと意味ないですから! ジャジャ〜ン♪

 ホーム→“設定”→“通知”が“オン”であることを確認すれば準備完了。アプリを起動する必要はなく、メッセージが届くと着信音やダイアログ、アイコン右肩のバッジで知らせてくれる。SMSと同じ感覚で使えるけど、SMSより多くの文字数をやり取りできるのが利点。

あとは500字までのメッセージを送るだけ
ブラウザーから入力できるので、いつでもどこでも、だ

 受信側の準備が済んだら、あとは任意のブラウザーでiPhoneにメッセージを送るだけ。送信側にユーザー登録などの手続きは一切不要。ブラウザーで『pushme.to』のサイトを開き、検索ボックスに受信者のユーザーIDを入力し、検索。ユーザーIDが分かっていれば“http://pushme.to/ユーザーID”と直接入力してかまわない。

キャプチャにより、いたずらメールは来ない予定
メッセージ入力より困難なキャプチャだが、仕方ないね

 メッセージ送信用のページが開くので、すべての項目に入力し、“Push”をクリックすればメッセージを送信できる。メッセージと署名を合わせて500文字あるから、ちょっとした用件なら十分。

SMSよりメッセージが伝えやすいね
電車内などで、ロック解除→アプリ起動、の手順がないのは助かる

 送信したメッセージはiPhoneにこんな感じで届く。画面をロックした状態でもメッセージと送信者名を閲覧できるので楽チンすな。

見やすいメッセージ一覧
最近はメーラー風より、Twitter風のほうが見やすい?

 pushme.toを起動するとメッセージの一覧が表示され、タップすると内容を閲覧できる。ユーザー登録した人からのメッセージには左端に青いマークが付き、返信が可能。ユーザー登録してない人からのメッセージは無印で、当然返信することはできない。メッセージがどのサイトから送られてきたのかも表示されるので、参考になる。

500文字は結構な文章量ですよ
フリック入力を鍛えれば、むしろ長文望むところだ

 一覧画面の右上のバルーンをタップするとメッセージを作成可能。PCとだけでなく、iPhone同士でもメッセージをやり取りできるよ。

入力フォームが埋め込み可能ですよ
単に書き足せば、パーツが表示されるよ

 ボットのようなプログラムに大量のメッセージを送りつけられるのを避けるべく、pushme.toのサイトにログインし、“Settings”→“Require captcha”にチェックしといた方がいいッス。

下記の一文をサイトに加えると……
<iframe src="http://pushme.to/z/widget/export/?hash=8ad2b61f5789188519f4947b2d205f70" style="height:320px; border:none;"></iframe>

これは画像ですけどね

 こうなる。メッセージの送信フォームは公開されているので、自分のブログやホームページに貼り付けておけば、読者から気軽にメッセージを送ってもらえるぞ! 送信フォームはデザインの違いで4種類から選べる。pushme.toのサイトにログインし、“Export Widget”から入手可能。

マックでは送信がラクラクです
対iPhoneとすると、ってことね

 メッセージを送りやすくする手段も用意されている。(この方法はMacだけど)開発元が無料で提供する『PushmeToMac』(サイトはコチラ)というMac向けアプリをインストールし、Mac OS X標準の『アドレスブック』のホームページ欄に“pushme://ユーザーID”と入力しておくと、クリックするだけでメッセージ送信用ページを開ける。pushme.toな知り合いがいる場合は便利。

連絡帳に登録して、気軽に使っていこう!
pushme.toを布教……じゃなくて普及するとますます便利に

 iPhoneの連絡先のURL欄に“pushme://ユーザーID”と入力しておくと、これをタップするだけでpushme.toが起動し、送信相手のユーザーがセットされた新規メッセージ作成画面が表示される。

 まぁ、確かに、メッセージを削除できないとか、複数アカウントに未対応など、機能不足な面は否めない。けど、そのあたりは今後のアップデートで解決されるだろうし。それよりはむしろ、電話番号もメールアドレスも公開せずに、自分宛てのメッセージをすばやく受け取れる環境が整った点を素直によろこびたいもんだね!


『pushme.to - web to iPhone messenger』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2009 Treebune s.r.l.
・ダウンロードはコチラをクリック!

その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー

ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ~ぱほりっく

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう