はたらくクルマにもっと萌える!【前編】の救助工作車に続き、【中編】では自衛隊の特殊車両をご紹介します!
動画も近日中に公開予定ですのでお楽しみに!!!
■化学防護車
●陸上自衛隊 www.mod.go.jp/gsdf/
この3台は、陸上自衛隊 練馬駐屯地へ取材にお伺いしました。自衛隊員さんがまたカッコイイのなんの! そしてみなさん好青年でした。萌え! 車両は自衛隊ならではの飾り気のなさで、むきだしのマットな質感がよかったです。
乗り込み |
化学防護車への乗り込みは、フロントからよじ登って運転席の真上から入り込みます。 |
フロント部分 |
登るための取っ手や滑り止めのほか、窓から光が漏れるの防ぐためのシェードも。 |
化学防護車の醍醐味はマニピュレーター。ロボットハンドのようなもので、操作の様子はまるでUFOキャッチャー。内部からカメラを見ながら操作するのですが、かなり緻密な動きが要求されて難しそうでした。
後部ドアとマニピュレーター |
後部にもいかにも機密性が高そうな扉があります。 |
6輪です |
真横からみるとまるで戦車のような雰囲気。 |
マニピュレーターを真下から |
中から窓で目視+マニピュレーター先端のカメラを見ながら操作。 |
サンプル採取 |
実際も現場の石などを採取するそう。通常なら地面の土ごとつかみます。 |
採取完了! |
ドーナツ状のケースに採取したサンプルを入れます。 |
特殊な形状 |
車輪の軸が普通のクルマと違い、ボール状になっていました。 |
■軽装甲車
●陸上自衛隊 www.mod.go.jp/gsdf/
こちらも無骨な雰囲気がカッコイイ軽装甲車です。イラクの復興支援に派遣されたのはこのクルマ。扉や窓もすべて頑丈なつくりで、ドアも通常のクルマとは異なり、防音室のようなレバーになっています。
車体をコンコンと叩いてみると普通のクルマのように中が空洞のベコベコとした反響音がせず、硬い感触だったのが印象的です。
天井のハッチ |
ハッチを開くと機関銃で銃撃可能。手前のコの字型のものがスタンド。 |
少し上から |
後部のドアも金庫のように頑丈そうです。 |
タイヤもコンバットと刻印があり、銃撃を受けてもパンクしないそう。 |
■高機動車
●陸上自衛隊 www.mod.go.jp/gsdf/
一般道でも比較的よく見かける率が高いのがこの車両です。自衛隊でもごく日常的に使用される車両だそうで、唯一車内に入ることができました。日常使用といいつつも任務用なので、あまり乗り心地がいいようにはできていないようです(笑)
荷物を牽引 |
トレーラーで荷物を運搬。布団などかさのある荷物が多く、後部には人は乗らないとのこと。 |
電源も確保 |
後部のテールランプなどを点灯させるため、牽引車から電源を取る。 |
後部座席 |
イスは固めでした。隊員さんいわく、乗り心地はイマイチらしい。 |
窓はチャック |
幌はとりはずし可能で、窓はチャック。クーラーがないため、夏場は開放するそう。 |
ETCはお手製 |
ETCは手作り感満点のタッパーで防水・防塵してありました。ETCの取り付けも、自衛隊内で行なうそうです。 |
マップランプ |
助手席には、地図を見るためのライトが。車内は、テプラの注意書きが多くてちょっと和みます。 |
さらに【後編】では、NHKのハイビジョン中継車や道路清掃車をご紹介します。お楽しみに!
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