はたらくクルマにもっと萌える!【前編】の救助工作車、【中編】自衛隊特殊車両に続き、【後編】ではNHKのハイビジョン中継車や道路清掃車をご紹介します!
■NHK ハイビジョン大型中継車
●NHK www.nhk.or.jp/
渋谷のNHK放送センターで取材しました。どーもくんやななみちゃんの描かれたかわいい外観に反して、内部はこのメカメカしさ!
副調整室 |
入り口のドアを入って左手、運転席のすぐ後ろがこの副調整室です。 |
後部の様子 |
車両後部はこのようになっています。通路は大人ひとり幅といったところ。すれ違うのはかなり狭いです。 |
大きな車体 |
放送センターの地下駐車場には、何台もの中継車が並んでいて壮観でした。中でも、これは最大! |
土足禁止 |
あらゆる部分が機能的。出入り用のドアのステップを開くと、その奥が下駄箱に! 内部は土足禁止で、みなさんグレーのクロックスを履いているそうです。 |
時計 |
天井についていた時計もちょっと変わってました。デジタルだけどアナログになってます。 |
背面ドア |
誌面に掲載した左側面と同じく、右側面もメンテナンスドア。 |
■ ロードスイーパ
●日本ロード・メンテナンス www.nihon-road.co.jp/
夜の道路でもよく見かける清掃車。ユーモラスな外観がかわいらしかったです。道路の隅ギリギリに寄れるよう両ハンドル仕様なのと、3輪でめちゃくちゃ小回りが利くのが特徴。こいつがゴミを食べて、引き連れているトラックに吐き出すので、いつもセットで走っています。
先日、似た車両を見かけたんですが、中央分離帯の途切れ目の狭~い隙間を器用に通り抜けていました。後続のトラックはついて行けず何度も何度も切り替えていました(笑)
後ろから |
黄色いポップな色使いと、3輪のバランスがかわいい。 |
ブラシ回転 |
鉄のブラシが高速回転! |
ちなみに、ゴミを貯めるバケットは車両の前面にあるのですが、これにも大きな意味があります。後ろに溜めるようになっていると、ゴミを捨てるときにトラックとお尻同士を合わせないといけなくなり、道路でUターンする手間や危険性、時間のロスなどデメリットが多いのだそうです。あらゆる部分に工夫が施されていて機能的なんですね!
車輪とブラシ |
おなかのブラシでもぐもぐ。ちなみに、後輪がV字になっているのは、負担や消耗のリスクは上がるけど、さらに小回りをよくするためだとか。 |
バケットオープン |
がおーっ。バケットに貯めたゴミをトラックに捨てます。 |
そして、まだ日本に1台しかないという米Elgin社製の新型。まさに今、日本仕様に改造中とのことで、整備工場へお邪魔しました。メーカーサイトだとボディーは白ですが、黄色く塗り替えたそうです。ちなみに、日本の現行機は東急車輛製ですが、Elgin社はロードスイーパー(英語ではストリートスイーパーと呼ぶようです)専用メーカー。
現行機と基本の仕組みは同じですが、運転席の操作パネルが素人でもわかるほどシンプルだったのが印象的でした。さすが新型!
ペリカン |
メーカーによる車両の名称は“ペリカン”。ずばり!ですよね。 |
3輪です |
旧型と同じく、後ろ1輪の3輪。おなかのブラシが赤くてかわいかったです。 |
ジョイスティック |
誰が見てもわかるこのジョイスティック。動かすのおもしろそう! |
エンジンスロットル |
ウサギとカメって発想、外国人でも同じだったんだ!と思わず笑ってしまいました。 |
3本にわたって写真と補足をご紹介しました。渾身の動画もまもなく公開いたします。
【動画編】では、取材で買ってきたちょっとしたおみやげのプレゼントもありますのでお楽しみに!!
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