『Optiscan - QR Code scanner and generator』
バージョン:1.1.0
App Store価格:600円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
日本で売ってる(一応)ケータイなのに、iPhone 3GにはQRコード読み取り機能がないんだよね。
でも、“何から何までiPhone 3Gだけでやりたい派”の筆者としては、どうしてもiPhone 3GでQRコードを読みたい! auケータイみたいにサッとかざすだけでスキャンできれば! と、日々悶々としていたワケで。
そんなときに出会ったのが『Optiscan』というアプリ。これまでいろんなバーコード読み取りアプリを試してきたけど、こんなに使いやすいのは初めて! と断言できる代物ッス。
QRコードが読めないと、もはや日本で使うケータイとしては……ね!
起動したらこの画面をタップして、QRコード読み取りモードにする。一方、画面をなぞると、iPhone 3Gのカメラロールに保存してある画像の中からQRコードを認識することもできる。
で、なんつってもすばらしいのは、QRコードにカメラをかざすだけで(=シャッターボタンを押さずに)自動的に読み取れる点。
普通のアプリは、QRコードの撮影→認識、という流れを手動で行なうので、ちゃんと読み取れるかどうかは最後までやってみないとわからない。これがかなりイラつく。
ところがOptiscanの場合は逆。認識できたQRコードを自動的に撮影する流れなので、ムチャクチャ効率がいい。というか、まったくストレスを感じない。
UIの優れたiPhoneだけに、認識もスマート
画面内に赤い枠線がうっすら見えてるよね。その中にQRコードが納まるようにすると自動的に認識される。右下にシャッターボタンがあるけど押す必要なし。
読み取ったデータがURLの場合は、自動的にアプリ内蔵のブラウザーでホームページが表示される(ただし事前に下記の設定が必要)。このあたりは、筆者がサブで使ってるauのMEDIA SKINより使いやすい。
うっかり開いてはマズいサイト以外は、オンにしておくと便利
iPhone 3Gのホームボタン→“設定”→“Optiscan”→“URLを自動的に開く”をオンにしておくと、QRコードを読み取った直後に自動的にページを開く。しかも、気になる認識精度も、想像以上に高くてビックリ。
QRコードの模様の細かさ(=埋め込んであるデータ量)にもよるので一概には言えないけど、いろいろ試してみたところ、3.5センチ四方で約15センチの距離から、6センチ四方で約35センチの距離から、それぞれうまく読み取れた。こうした、やや大きめのQRコードなら、iPhone 3Gのカメラに何も付けずに一瞬でスキャンできます。
そもそもiPhone 3Gのカメラは焦点距離が固定されてるので、1~2センチ四方の小さなQRコードに近づけて読み取ることはできない。小さなQRコードをスキャンする場合、筆者は家電量販店で購入したケータイ用マクロレンズ(実売950円前後)を組み合わせて活用してる。
こうすることで、サイズに関係なくほとんどのQRコードを読み取れるようになる。試しに手元にあった新聞紙や雑誌、PCのモニター、街角の看板など、手当たり次第にスキャンしてみたけど、50個ほど試してちゃんと認識されなかったものはわずか1~2個。実に9割以上は読み取れた!
保存も可能だし、QRコードの生成も可能!
日本語にも対応してるから、読み取り結果を保存しておいてブックマークのように使うこともできる。さらにiPhone 3G標準の連絡先にある任意のデータを読み込んで、選択した任意の項目からQRコードを生成することも可能。この便利さはクセになるよ!
『Optiscan - QR Code scanner and generator』
App Store価格:600円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) Airsource Ltd.
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