『メールしてね』
バージョン:1.0.2
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
オトナの社交場(=飲み屋)にて。
男「メアド交換しようよ」
女「いいよ。じゃ赤外線で送るね」
男「オレiPhone 3Gでさぁ。赤外線ないのよ」
女「んじゃぁ、IC通信で送ろっか?」
男「お、おサイフケータイもついてないんだけど……」
女「なにそれ、ダメじゃん!」
みたいなとき、どうしてます? 考えられる選択肢は4つ。
(1)自分のメアドを口頭で伝え、相手に入力してもらう
(2)相手のメアドを口頭で教えてもらい、こちらからメールを送信し、それを相手に登録してもらう
(3)相手のケータイを借りて、代わりに入力してあげる
(4)メアド交換をあきらめる
(1)と(2)は相手に悪いし、(3)は相手がひとりなら苦にならないけど、大勢と交換するとなるとやってられない。初対面の相手にケータイをいじくられるのもきっとイヤなハズだ。(4)はせっかくの出会いのチャンスを早くもデリート。ありえないですな。
てなわけで、筆者がお世話になっているのが『メールしてね』。これは、メアドをはじめ、登録した連絡先をワンタップでQRコードに変換してくれるアプリ。生成されたQRコードはiPhone 3Gの画面に表示されるので、それを相手のケータイのカメラで読み取ってもらうと、アドレス帳に登録できるって寸法。
今どきのケータイはほとんどがカメラ付き。しかもQRコード対応。てことは、これがあればメアド交換のチャンスを逃さないってわけ! なお、連絡先情報を送れる相手はドコモとau、ソフトバンクのケータイ。
やる気になれば凝ったプロフィールにすることもできる!
送信可能な内容は以下の7項目。
●姓
●姓のフリガナ
●名
●名のフリガナ
●電話番号
●メールアドレス
●メモ
相手によっては送りたくない項目もあるだろう。その場合はタップしてチェックを外せば、送信されない。そして、相手のケータイに合ったキャリア名のタブを選択するだけでQRコードが表示される。あとは相手のケータイで読み取ってもらおう。
相手がキャリアのキャラ命だったらどうしような画面
iPhone 3Gの”連絡先”に登録してある任意の名刺を引用したり、仕事やプライベートといった用途別の名刺を複数用意することは、残念ながら現時点ではできない。つまり、名刺は1パターンのみ保存できる。
せめて電話番号とメアドはもうひとつずつ登録したいという場合は、”メモ”欄を活用するといい。メモには半角で最大64文字まで自由な書式で入力できるからだ。
試しにメモに”〒100-0001 東京都千代田区九段1-1-1 自宅(03)1234-5678 パソコン yyyy@yyyy.ne.jp”と入力したものを、auの『MEDIA SKIN』で読み取ってみた。
ちゃんと相手にはこのように送られます!
結果はこんな感じ。住所は住所、電話番号は電話番号、メアドはメアドとして正しく認識された。しかも、ハイパーリンクのようになっており、クリックで電話をかけたり、メールを作成したりできる。
ただし、あまり多く文字を入力するとQRコードが細かくなり、うまく読み取れない場合があるようだ。その場合は思い切ってメモの文字数を減らすか、メモ自体を送らないよう、送信時にチェックを外すといいだろう。
いずれにしても、自分の連絡先をその都度手入力するより格段に楽チンなのは言うまでもない。メアド交換の場で仲間ハズレになりたくなければ、絶対にインストールしておいた方がいいよ!
追記:2月3日、マイナーアップデートがあり、以下の機能が追加されました。
●メモ欄が3つに増えた(以前はひとつ)。
●iPhone 3G同士でQRコードの読み取りを可能にする、でっかいQRコードが表示できるようになった。ただし、別途、専用アプリ『メールするよ』が必要。
『メールしてね』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2008 SEPV CORPORATION
・ダウンロードはコチラをクリック!
『メールするよ』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2009 SEPV CORPORATION
・ダウンロードはコチラをクリック!
その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー
ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ〜ぱほりっく
追記【2009/8/12】
『メールしてね ケータイとメアド交換』
バージョン:2.0.1
App Store価格:115円
(バージョンと価格は追記時点のものです)
【主な変更点】
●アイコンが変更された
●名称変更
アプリ名が『メールしてね』から『メールしてね ケータイとメアド交換』に変更された。
●メアドの複数登録が可能に
従来のメモに加え、メールと電話番号もそれぞれ3件まで登録可能になり、より実用的になった。
●QRコードが読み取りやすく
生成したQRコードはタップで拡大表示可能になった。QRコードにデータを詰め込んでも、ケータイで読み取りエラーが出にくくなりましたよ。
関連記事
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります