スーパーボウルを週末に控えた1週間は“スーパーウィーク”と呼ばれ、街全体がスーパーボウル一色に染められます。ここタンパのダウンタウンにもさまざまな装飾がなされ、雰囲気を盛り上げてくれます。今回は、そんな街の様子などを紹介します。
歩道橋や街灯などさまざまなところに、スーパーボウルのバナーが掲げられていました |
期間中、ふだんはニューヨークにあるNFL本部も、開催地に移動してきます。今回の臨時ヘッドクォーターは、ダウンタウンのマリオットホテル。ホテルの入口には、両チームのエースQBの雄姿が大きく掲げられていました。
スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガー(左)とカーディナルスのQBカート・ワーナー。2人ともスーパーボウル優勝の経験を持つ。 |
4000人を超える取材陣の本拠地が、タンパ・コンベンションセンターに置かれたメディアセンターです。ここでは各種の記者会見が催されるほか、ラジオ局の放送ブースが建ち並び、人気選手や過去の名選手を招いての生放送が収録されています。
メディアセンターが置かれているタンパ・コンベンションセンター。米国はちょっとした都市には必ず、この手の大きなコンベンションセンターがある。幕張メッセが日本中にある感じだ |
ラジオ局の生放送番組に出演していた、元49ers QBのジョー・モンタナ。80年代の黄金期には、日本のテレビCMに出演したこともある有名人だ |
タンパ市内のショッピングセンターでも、スーパーボウルの関連グッズが売られています。タンパ空港の近くにあるインターナショナル・モールでは、ティファニーの店舗で面白いディスプレーを発見しました。
ティファニーと言えば宝飾品のトップブランドですが、フットボールファンにとっては、優勝杯のヴィンス・ロンバルディー・トロフィーを作っていることで知られています。そんな関係から、ティファニーの店舗には、スーパーボウルを記念したディスプレーが飾られていました。
スティーラーズのヘルメットと、ティファニー製の高級腕時計が並ぶ。時計のお値段は1万ドル超! |
このショッピングセンターでは、明らかに一般人とは体格の違う買い物客をチラホラ見かけました。どうやら近くのホテルに泊まっているカーディナルスの選手たちがお買い物に来ていたようです。試合前はあえて気持ちをリラックスさせるため、自由行動にしているとのこと。普段着姿の選手たちはたしかにリラックスした様子でお買い物を楽しんでいました。
(NFL担当 カゲ)
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