今年バンクから出る『Nokia E71』と『Nokia N82』をノキア･ジャパンへ行ってじっくりと触ってきました。
まず、E71。前モデル（実際は前々モデル）との違いはいろいろありますが、なんといってもサイズです。フルキーボードなのに小さい！ ちなみにRAMは倍になっているそうです。＜写真クリックで拡大＞
小さくなったのにキーはより押しやすく！ なお、エディットキー（キーパッドの鉛筆マーク）は廃止され、選択などにはシフトキーを代用することになりました。コレ、知っ得情報です！
押しやすいキーボードの秘密は、キートップの形状に有り。
待ち受け画面を2種類用意して切り替える“ライフモード”なる機能があります。ショートカットを実質10コ登録できるのは便利。着信通知の有り無しなと、細かい設定も可能です。＜写真クリックで拡大＞
ほか、押している時間で加速度が3段階に変化する“ナビキー”の使い勝手もいい感じでしたよ。あと、『SmartConnect』という、無線通信の種類をシームレスに切り替える有償ソフトがE71向けに無償提供されるそうです。
E71は11月25日発売の本誌特集でも大きく取り扱っているので、ぜひご覧くださいね。
続いてN82。N95とスペック的には近いですが、細かい変更点がたくさんあります。インターナルメモリーは160→120MBにダウンしてますが、RAMが64MB→128MBと倍にパワーアップしたのはうれしいところ。＜写真クリックで拡大＞
こちらもエディットキーがなくなりました。“文字 ＃ マナー”キーで代用します。
PC接続端子はMini USBからMicro USBに。汎用性は劣りますね。
モバイルサーチにGoogleが追加されました！
マルチメディアボタンでは、各項目がサムネイルビュー付きで表示されます（Tバーというそう）。動作もサクサク。
流行のウィジットにも対応。Nokia独自の仕様です。これは天気ウィジット。
5メガでキセノンフラッシュ採用だと、コンデジ持ち歩く必要はないですね。オートフォーカス補助光も出ます（N95は出ない）。
暗がりでの撮影に威力を発揮します。＜写真クリックで拡大＞
カメラ撮影時、位置情報をEXIF記録する設定が可能です。たとえば、ナビタイムと連動して位置を表示できたりします。
位置情報付きの写真には矢印で示したアイコンが付きます。
撮った写真は、位置情報付き写真に対応したブログに取り込んだり、Google Earthで表示したりとPCで活用できます。写真は『locr GPS Photo』という位置情報に特化したSNSアプリ。日本語版もあります。＜写真クリックで拡大＞
DLNA対応なので、無線LAN経由でプリントアウトできるのも魅力。Bluetoothでもいいですけど。
N82は、写真を撮って活用するまでがケータイならではアプローチとなっている名機と思います。ただコンデジのフル機能を詰め込んだようなケータイがたくさん出ていますが、撮った画像で遊んだり、コミュニケーションをとりたいひとには、N82がピッタリかと思いますよ！（ACCN）
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