バッファローは、ネット家電をサイバー攻撃から守るセキュリティー機能「ネット脅威ブロッカー Premium」を搭載したIEEE802.11ac対応デュアルバンドルーター「WRM-D2133HS」を、2月上旬より順次販売開始する。市場想定価格は2万円前後。
本製品は、同社の「AirStation connect」ブランドの新ラインアップで、既存製品の「WRM-D2133HP」に、「ネット脅威ブロッカー Premium」の1年間無料ライセンスが付属するもの。
ネット家電をサイバー攻撃から守るセキュリティー機能で、ウイルス感染や不正な接続が疑われる機器のインターネット通信を遮断したり、外部からのアクセスポート開放要求を監視して、危険性を発見するとユーザーに警告したりする機能を搭載。不正な遠隔操作やPC内のデータ、防犯カメラ映像など個人情報の外部流出を防ぎ、子供へ悪影響を与えるようなWebサイトへのアクセスをブロックできる。
アンテナは5GHz×2本、5GHz/2.4GHz共用×2本を内蔵。有線ポートはLANポート(最大伝送速度1000Mbps)×3、INTERNETポート(最大伝送速度1000Mbps)を搭載。サイズはW90(W)×D125(D)×175(H)mm(突起部除く)、重量は745g。
本製品は親機と専用中継機同士が互いに通信しあうことで、網目(メッシュ)状にネットワークを構築する「メッシュネットワーク」に対応した製品。例えば、ルーターの親機が建物の1階に設置してあっても、2階に子機を設置することでルーターから離れていても通信速度が落ちにくくなる。
特許出願済みの独自メッシュ機能を採用しており、構築したメッシュネットワーク上を最も効率よくデータが送れるよう、同社測定による複数の通信経路パターンをもとに、最適なバンドを自動選択できる。これにより中継先でも速度が落ちにくく、離れた部屋の機器でも高画質な動画再生をストレスなく楽しめるという。
子機は、現在発売中の据置型「WEM-1266」のほか、同日に発表したコンセント直差しモデルの「WEM-1266WP」に対応する。
WEM-1266WPは2月上旬に発売予定で、市場想定価格は1万2000円前後。137(W)×48(D)×83(H)mm、重量190gで、コンセントに差しておくことで場所を取らずに設置できる。2穴コンセントの下のポートに差した場合、上のポートをふさがない設計になっているので、ほかの機器を接続できる。
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