週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

エンディングテーマ「旅人よ」を書き下ろした岡本 真夜さんも登場

「三國志14」はAI強化など最新技術で最高傑作に、スピードワゴンも登場した完成発表会開催

2020年01月17日 09時00分更新

『三國志14』完成発表会が開催

 コーエーテクモゲームスは1月16日、歴史シミュレーションゲーム「三國志14」の完成発表会を開催した。

三国志ゲームのトップに居続けなくてはいけない
AI強化で武将がさらに活躍

コーエーテクモゲームス 代表取締役社長の鯉沼 久史氏が登壇

 発表会ではまず、コーエーテクモゲームス 代表取締役社長の鯉沼 久史氏が登壇。鯉沼氏は「昨年から三国志の特別展が開催され、今年は大泉 洋さん主演の映画が公開されるなど、三国志ブームが来ているように感じます。今や書籍やゲームアプリなどいたるところに三国志のコンテンツがあり、我々も日本の三国志愛に貢献してきましたし、三国志のゲームにおいてはトップに居続けないといけないという自負もあります。本作は最新技術を駆使し、最高傑作になっている自信がありますので、ぜひ遊んでみてください」と挨拶した。

シブサワ・コウ氏も登壇

 ゼネラルマネージャーのシブサワ・コウ氏も登壇。シブサワ氏は「35年前に、ファンの要望や自身が好きだったこともあって初代三國志をつくりました。初めてシミュレーションゲームにドラマ要素を入れたことで、ファンの皆様にも愛されてきました。最新作では、AIを強化し、武将がさらに活躍するエキサイティングな世界を体験できます。今まで遊んでくれたファンはもちろん、最近三国志に興味をもった人でも遊びやすくなっていますので、ぜひプレイしてほしいです」と述べた。

15年前に作ったメロディーに世界観がピッタリと合った

三國志14のエンディングテーマを担当した岡本 真夜さんが登場

 続いて、三國志14のエンディングテーマを担当した岡本 真夜さんが登場。今回のオファーについて、本作のためにエンディングテーマ「旅人よ」を書き下ろしたという岡本さんは「詞は三国志をイメージして作りましたが、実はメロディーは15年前に完成していたんです。今回オファーをいただいて、メロディーと世界観がピタっと合いました。このときを15年間待っていたので、オファーをいただいたときはとてもうれしかったです」とコメント。世界観については「三国志は男の世界で強い思いで向かうべき場所にまっすぐ進むイメージですね」と話した。

三國志14のために書き下ろしたというエンディングテーマ「旅人よ」も1月16日より世界配信を開始

 また、エンディングテーマについてシブサワ氏は「メロディーが綺麗で心にスッと入ってきて、三國志14の世界観にもピタッと合っていると思います。三国志は男性の強さもそうですが、女性の武将や男の武将に寄り添ってくれる女性も登場します。そういった女性の心のやさしさも表現されている気がして、うっとりとしました。詞の内容もとても深いと思うので、ゲームも曲も楽しんでほしいですね」と語った。

自分がプレイヤーとして楽しいと思った要素を入れたかった

コーエーテクモゲームス プロデューサーの越後谷 和広氏が登壇

 発表会では、コーエーテクモゲームス プロデューサーの越後谷 和広氏と、スピードワゴンの小沢 一敬さん、井戸田 潤さんが登場。まずは越後谷氏が三國志14の特徴について紹介した。

スピードワゴンの小沢 一敬さん、井戸田 潤さんも登場

 三國志14では、視覚的にわかりやすく奥深いという“色塗り”要素を採用。加えて、わかりやすいように徹底して作ったというチュートリアルもしっかり用意されており、ファンはもちろん、これまでシリーズをプレイしてこなかった人でも楽しめるようなっているという。色塗りについて越後谷氏は「昔私が三國志シリーズのプレイヤーだったときに、色塗り要素がとても楽しかったので、どうしても本作で取り入れたかったんです」と説明。

越後谷氏が三國志14の特徴について紹介

色塗り要素により、自分の持つ土地が一目瞭然

 続けて、武将の個性についても紹介。本作には1000人もの武将が登場し、それぞれ違った個性を持っているのが特徴。加えて、君主によっても組織図が異なるので、自分だけの三國志の世界に没頭できる。またAIを強化したことで、より武将の個性が際立っているのも本作の魅力の1つとのことだ。

それぞれの個性を放つ武将たちが多数登場する

スピードワゴンの2人が三国志愛を語る!

井戸田さんは水墨画を購入するほど関羽が好きで、小沢さんは周瑜の賢さやカッコよさが好きとのこと

 ゲストとして登場したスピードワゴンの井戸田さんと小沢さんは、別々で中国に三国志のロケに行ったことがあるほどの三国志ファンとのこと。

 井戸田さんは「芸人仲間が三国志の話をしていて、その直後に行った学校のロケで日本と中国の年表が並べて貼ってあったのですが、それをみて三国志の時代に日本はまだ弥生時代だったんだということを知って、ロマンがあるなと感じたんです。その日のうちに漫画を全巻大人買いしてドハマりしました」と話した。

 小沢さんは「子供のころ周りで三国志が流行っていたのですが、天邪鬼な性格だったので水滸伝を読んでいました。でも結局周りに水滸伝を話せる友達がいなかったので、結局三国志を読んでハマりました。また、ゲームははじめ信長の野望から入ったのですが、そこから三國志シリーズもプレイしましたよ」と語った。

 最後に、三國志14について井戸田さんは「ゲームはあまりプレイしないのですが、これを機会に三國志14をプレイしてみようと思います」、小沢さんは「ずっとプレイしていたシリーズが、昭和、平成、令和と続いて作品が出てくれるのがうれしいです。今後も、三國志シリーズと一緒に成長して死んでいきたいですね」とコメントし、発表会を締めくくった。

スピードワゴンの2人に三國志14に絡めた質問も。ちなみに井戸田さんは自分を武将に例えるなら「小さな張飛」とのこと。理由はお酒が好きで呑んだ日はだいたい覚えていないという部分も共通点がありそうだからだそうだ。三國志14で張飛は「酒乱」というマイナスの個性を持っているので、確かにと思えた

2020年、覇権を取るには? という質問に対しては「そういうのは霜降り明星とかに聞いてくださいよ!」と会場の笑いを誘った

三國志14と薩州濱田屋伝兵衛がコラボした本格焼酎「薩州 三國志」が4月に発売予定

三國志14と近畿日本ツーリストがコラボした中国古戦場ツアーも6月に開催決定

発表会会場では三國志14が表紙の「週刊アスキー 秋葉原限定版 2020年1月号」が配布されていた

作品情報


タイトル:三國志14
発売日:1月16日
ジャンル:歴史シミュレーション
CERO:A(全年齢対象)
対応機種:PlayStaiton 4/Windows(Steam)
価格:PlayStation 4版 9680円/Windows版 1万780円
公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/sangokushi14/

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります