UQコミュニケーションズは、「UQ WiMAX」向けのルーター2製品と「UQ mobile」向けのスマートフォン1製品を発表した。前者は1月下旬以降、後者は2月下旬の発売を予定している。
小型化された据置型WiMAXルーター「WiMAX HOME 02」
Amazonのスマートスピーカーとも連携
ルーターはNECプラットフォームズ製で、据置型とモバイル型の2製品となっている。
据置型の「WiMAX HOME 02」は固定回線代わりに利用することga 前提のモデルで、従来製品の01と比べると約40%のサイズダウンしたことが最大の特長。小型化されつつも内部アンテナは強化されており、Wi-Fiのエリアは最大約25%拡大。また、2.4GHz/5GHz同時利用が可能であるとともに、端末ごとに自動で適した周波数で接続してくれる機能も持つ。
また、スマホやスマートスピーカーとの連携機能も用意。スマホアプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」では利用したデータ通信量の確認が可能で、あらかじめ設定した通信量を超えるとスマホの通知で表示する機能を持つ。またどんな端末が接続しているかも見ることができ、子供の使い過ぎなどを防げる。
スマートスピーカーとの連携では、AmazonのAlexaに対応。「ワイマックストーク」というスキルが用意されており、スマートスピーカーに話しかけることで、データ通信量の確認やWPSによる接続などの操作ができる。
最大通信速度はWiMAX利用時に下り最大440Mbps。LAN側はWi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac対応、有線LANはGbE対応ポート×1。UQ WiMAXオンラインショップでの価格は税抜1万5000円。
持ち運んでも据え置きでも利用でも!
2.4/5GHz同時利用が可能な「Speed Wi-Fi NEXT WX06」
一方の「Speed Wi-Fi NEXT WX06」は、WiMAXのモバイルルーターとしては初の2.4GHz/5GHz同時利用対応。特にオプション品のクレードルにはWiMAX 2+のほか、2.4GHz/5GHzのアンテナも搭載されており、持ち運び時のみならず、固定回線代わりの利用でも性能が発揮できる。
そのほか、カラー表示の液晶画面では3日間の通信量やLTEエリアでの通信量が大きな数字で表示。通信量を意識した利用が可能になっている。また「Wi-Fi QRコード」を表示でき、iOS 11/Android 10以降の端末では標準カメラでQRコードを読み取るだけでWi-Fi設定が完結する。
本体サイズは約111×62×13.3mm、重量は約127g。バッテリー容量は3200mAhで、ハイスピードモードでの標準的な設定での連続通信時間は約690分。充電は本体下部のUSB Type-Cから行なう。UQ WiMAXオンラインショップでの価格は税抜1万5000円。
幅広いユーザーが使える京セラ製スマホ「BASIO4」
UQ mobile向けのスマートフォン「BASIO4」は京セラ製端末で2月下旬の発売予定。auからリリースされている端末と基本同じスペックのモデルとなる。昨年12月に開始された「シニア割」の対象端末でもあり、60歳以上のユーザーが本機を購入して指定プランを契約すると、時間制限が無い国内通話定額オプションの「かけ放題」が1000円引き(最初の6ヵ月は1700円引き)、同じくオプションの「メールサービス」(月200円)が無料となる。
特長は5.6型有機ELディスプレーに大きな文字やボタンが表示され、幅広い年齢層に使いやすくなっている点。本体下部にはホーム/電話/メールのハードキーを搭載。着信時などはLEDが光って、そのことを知らせてくれる。
また、サポート機能も複数搭載。特に「スマホの健康診断」アプリでは、症状を自分で選んでいくだけで、操作方法やトラブルの内容を知ることができるようになっている。「radiko+FM(ラジスマ)」アプリも搭載し、インターネットラジオとFMラジオを楽しむことも可能。
主なスペックは、5.6型HD+ディスプレー、MediaTeK MT6761、3GBメモリー、32GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、3300mAhバッテリー、防水・防塵、赤外線通信、Android 10など。本体サイズは約159×71×8.9mm、重量は約151g。カラバリはシャンパンゴールド、ワインレッドの2色。
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