UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)は、au 5Gにも対応する「WiMAX +5G」向けとしては初となる据置型ルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」(ZTE製)を6月4日に発売すると発表した。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11は、回線工事などすることなく、本体をコンセントにつなぐだけで家庭内のPCやスマホ、ゲーム機などをインターネットに接続できる。LAN側はWi-Fi 6対応の無線LAN、さらにGbE対応の有線LAN端子も2ポート装備。5Gを含む、高速インターネットの性能を活かしてのネット利用が可能。
5Gネットワークはサブ6および4Gからの転換した周波数に対応し、最大通信速度は下り2.7Gbps、上り183Mbps。専用のスマホアプリ「ZTELink JP」を用いることで、スマホからは端末設定に加え、通信量や電波状態の確認も可能。
WiMAX +5Gは今年4月にスタートし、モバイルルーターの「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」(サムスン電子製)がすでに発売済み。専用プランの「ギガ放題プラス」は月4818円(2年契約時)で、25ヵ月間は月550円の割引が発生し、月4268円となる(2年契約無し時は月4455円)。
ギガ放題プラスは、「WiMAX 2+と同等のエリア」と表現されるエリアにおいては通信量の上限は原則として無し。ただし、直近3日間の通信料が15GB以上になった場合は、混雑時間帯に約1Mbpsの速度制限が発生する。
このSpeed Wi-Fi HOME 5G L11については、KDDIからもauブランドの端末としても提供予定。同じく6月4日に発売される。こちらの専用プランは「ホームルータープラン 5G」で、月5271円(2年契約時)、25ヵ月間は月550円の割引が発生し、月4721円となっている。
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