ドローンが移動基地局に!
京セラが2021年の実用化を目指す
ドローン事業を展開するブルーイノベーションと、ファインセラミックスや半導体部品などを手掛ける京セラは1月9日、ドローンを利用した移動通信中継局を共同開発すると発表した。
移動通信中継局は、携帯電話の電波が届かない災害現場などで、通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行させることで、平常時と同じように携帯電話での通信を可能にする。
複数のドローン・ロボットを遠隔で制御して統合管理を可能にするBlue Earth Platform(BEP)等のシステム・プラットフォーム技術と、京セラの無線通信技術を組み合わせて開発する。
今後、LTE網や5G網での通信環境の構築実証を重ね、法令改正状況にあわせて、2021年度中の商用化を目指す。
なお、移動通信中継局はラスベガスで開催中のエレクトロニクスショー「CES 2020」にて参考展示している。
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