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京セラ、ドローンを使った移動通信中継局の商用化を目指す!

2020年01月10日 17時30分更新

ドローンが移動基地局に!
京セラが2021年の実用化を目指す

 ドローン事業を展開するブルーイノベーションと、ファインセラミックスや半導体部品などを手掛ける京セラは1月9日、ドローンを利用した移動通信中継局を共同開発すると発表した。

 移動通信中継局は、携帯電話の電波が届かない災害現場などで、通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行させることで、平常時と同じように携帯電話での通信を可能にする。

 複数のドローン・ロボットを遠隔で制御して統合管理を可能にするBlue Earth Platform(BEP)等のシステム・プラットフォーム技術と、京セラの無線通信技術を組み合わせて開発する。

 今後、LTE網や5G網での通信環境の構築実証を重ね、法令改正状況にあわせて、2021年度中の商用化を目指す。

 なお、移動通信中継局はラスベガスで開催中のエレクトロニクスショー「CES 2020」にて参考展示している。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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