X1の名を持つ、レノボのフォルダブルPC
世界最大のエレクトロニクスショー「CES 2020」が米国ラスベガスで開催中。
レノボが、フォルダブル型のPC「ThinkPad X1 Fold」を発表し、会場のひとつであるホテルThe Venetianに展示した。
このモデルは、1月6日、CES 2020開催前日のインテルの基調講演でも紹介されたもの。
フレキシブルタイプのOLED(有機EL)ディスプレーを搭載し、中央で折れ曲がる仕様だ。広げた状態では、ディスプレーサイズは13.3型(2048×1536ドット)となる。
触って感じるThinkPadらしさ
筐体は軽量合金とカーボンファイバーで構成され、革製のフォリオカバーで覆われている仕様。手に持ってみると、「たわみ」の少ない剛性感や、中身がギュッと詰まったソリッドな感触。この点には、これまでのラップトップのThinkPadシリーズらしさも感じられる。
また折り曲げた状態で下半分にキーボードを設置し、ハードウェアキーボードで使うことも可能。180度に広げて別売りのスタンド「ThinkPad X1 Fold Stand」で自立させた上で、キーボードをワイヤレス接続させての利用もできる。キーボードの品質にこだわってきたレノボらしい仕様だ。
Windows 10を搭載したモデルは2020年の半ばにも発売される予定。価格は最小構成で2499ドル(27万3000円弱)を見込んでいる。また、デュアルスクリーンのPCに最適化されたOSであるWindows 10Xを搭載するモデルも、Windows 10モデルの後に発売される予定。
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