週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「横浜ガジェットまつり 2019」展示ブースレポート#2

スマホ画面を3D表示するディスプレーやAI搭載の魔方陣など横浜に集合

2019年12月31日 09時00分更新

ミニ四駆をプログラミングで動かす
「ミニ四駆で障害物を乗り越えろ」(Quattro Ace)

 タミヤのワイルドミニ四駆シリーズとRaspberry Piを組み合わせ、プログラミングで動かせるようにできるキット。ビジュアルプログラミング・エディタの「Blockly」でプログラミングができるので、子どものプログラミング教育にもぴったりの教材。

Raspberry Piを使い、プログラミングで動かせるようになっているミニ四駆

プログラミングはブロックを組み合わせていく「Blockly」を使う

レベルに合わせて、どういったプログラムにすれば良いか学ぶことができる

市販のぬいぐるみを自在に動かせるようにするキット
「NUIBOT-縫い物で作るロボット製作キット-」(ソフトクリーチャー合同会社)

 モーターと伸びない糸を使い、糸を巻き取ることで、やわらかいぬいぐるみを動かせるようにするキット「NUIBOT Ver.1」。糸の縫い付ける位置や場所、使用するモーターの数などの組み合わせにより、ぬいぐるみの各部位を自在に動かせるようにできる。プログラミングはマイクロソフトのMakeCodeを使用する。

 動作はプログラミングで制御可能となっており、接触センサーを使うことでぬいぐるみを触ると動き出すといった設定も可能。クリエイターによる創作の総合マーケット「BOOTH」にて販売中で、価格は1万3750円。

糸を巻き取るモーターをマイコンボード(ESP WROOM32)で制御

縫い付けた糸が引っ張られることで、ぬいぐるみを動かす


フルカラーLED約530個で表情を変えられる
「化ける!きつね面」(カサネタリウム)

 日本の伝統的なお面である「きつね面」に、約530個のフルカラーLEDを装着。Arduinoを使ってカラーを制御し、さまざまな表情を表現できるようにしている。真空成形技術で作成した透明なカバーに和紙を貼ることで、柔らかい光を実現している。またモバイルバッテリーを使うことで、きつめ面を装着したまま動き回ることも可能。

LEDの灯りながら、和紙の効果で柔らかく和のイメージを損なわない

約530個のフルカラーLEDがびっしり貼られている

カバーなしで光らせた状態


富士ゼロックス みなとみらい事業所 1階

音が聞こえる歯ブラシで楽しく歯磨き
嫌がる子どもの歯磨きを変える歯ブラシ「Possi」(京セラ株式会社)

 ブラシの振動による骨伝導で、イヤホンやスピーカーを使わなくても音楽が聞こえる歯ブラシ「Possi」。京セラがライオンとソニーとのオープンイノベーションで開発されたもの。音楽プレーヤなどと3.5mmのケーブルで接続して音楽を再生しながら使用する。子ども向けとなっており、歯磨きが楽しくなるわけだ。

 ブースで紙コップにブラシ部分を当てて、音が聞こえるかどうかテストしてみたが、しっかりと音楽として聞こえてきた。すでにクラウドファンディングでの販売は終了しており、2020年3月には一般販売される予定。

ブラシ部分が骨伝導で音を発生する歯ブラシ「Possi」

テレビなどともつなげられるよう、音源との接続は3.5mmのイヤホンジャックを使う

ブラシ部分に京セラの開発したセラミック素子を使い振動させている

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事