週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

発売したばかりのモデルから、発売前の参考展示まで!

ポタフェスで見つけた国内外の注目イヤフォンたち

2019年12月26日 08時00分更新

 12月14日、15日の週末、ベルサール秋葉原で「ポタフェス AUTUMN/WINTER TOUR 2019 東京・秋葉原」が開催された。国内外のオーディオブランドの新製品にいち早く触れるイベントとして、2012年の初開催以来、オーディオファンの注目を集め続けているイベント。

 本稿では、当日会場で見つけた注目の新製品や、今後発売が予定されている参考展示品を中心に紹介する。

オーテク製1万4000円のトゥルーワイヤレス

ATH-CK3TW

 入り口付近の大型ブースで展示されていたのは、11月に発売になったばかりの、オーディオテクニカ「ATH-CK3TW」。ここ1〜2年、ヘッドフォン市場で大きな存在感を見せており、どんどんリリースが続く左右完全分離型のトゥルーワイヤレスイヤフォンだが、本機は実売価格で1万4000円前後という手の届きやすい価格も魅力。

 オーディオテクニカらしく、クリアーで音の輪郭がはっきりとしたやや硬質な音質。さまざまなジャンルが楽しく聴けるイヤフォンだ。タッチセンサーによる操作と、中間色の絶妙な色合いもポイント。

ヤマハの初のトゥルーワイヤレスを聴いた

TW-E3A

 国内メーカーのトゥルーワイヤレスイヤフォンでは、ヤマハの「TW-E7A」「TW-E5A」「TW-E3A」も注目製品。

TW-E5A

 ヤマハ初のトゥルーワイヤレスイヤフォンで、ヤマハのロゴを大きく配置したデザインと、淡い色味が印象的。

TW-E7A

 TW-E5Aを視聴した。まず特徴と思ったのは、耳に優しい装着感だ。耳にあたる部分が丸みを帯びているため、長時間のリスニングでも、耳が痛くなりにくそうに思えた。

 音質はかなりフラットで、モニター製品にも通ずる質感。担当者は「ヤマハでは、味付けを減らし、音源のよさを生かした再現力を大事にしています」と話した。なお最上位のTW-E7Aは「リスニングケア」という機能に対応しており、音量に応じて、聞こえやすい/聞こえにくい帯域のバランスを自動で調整する。装着感が優しいだけでなく、鼓膜へのダメージを抑える工夫も盛り込まれているのだ。

ファーウェイのトゥルーワイヤレス
ノイズキャンセリングに驚き

 ファーウェイの「HUAWEI FreeBuds 3」は、9月のIFAで発表され、注目を集めていた製品。

 大きな特徴は、耳の穴の淵に載せるように装着する開放型のイヤフォンながら、アクティブノイズキャンセリングに対応している点。

 カナル型のように圧迫感がないのに、ノイズキャンセリングで周囲の音が聞き取れなくなる感覚は、ぜひ一度体験してほしい。ノイズキャンセリングの効果を、スマホから個人差に合わせて微調整できるのも、スマホメーカーらしい機能だ。

 ホワイトとブラックの2色展開で、実売価格は2万500円前後。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります