週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

古いマシンでもHDDをSSDへ換装すれば生き残れるのか?

Windows 7 EOS直前! BarraCuda 120 SSDへの換装でWindows 7マシンを蘇らせてみた

2019年12月28日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII編集部
提供: 日本シーゲイト

 2019年も残りわずか。それと同時に迫っているのがWindows 7 の延長サポート終了(Windows 7 EOS)だ。2020年1月14日をもって終了してしまうため、脆弱性が見つかっても修正されなくなってしまう。もしそのまま使い続けていると、セキュリティー的にかなり危ない。ただちに最新OSであるWindows 10マシンを導入するか、アップグレードするべきだ。

 とはいえ、マシンを買い換えるほど予算がない場合は、アップグレードするという選択肢しかない。4、5年前の比較的新しいマシンなら、アップグレードしてそのまま使い続けてもそこそこ使えるだろう。問題は、それ以前のマシンだ。

 CPUがインテル第2世代、第3世代だと、いまの最新世代に比べるとかなり性能的に見劣りする。その上、メモリーが4GBだったり、ストレージもHDDだったりすると、決して快適とはいい難い。

 そこでオススメしたいのが、ストレージをSSDへ換装すること。最近のノートPCだと、マシン内部へアクセスできる仕様になっていないためストレージを換装するのは難しいが、Windows 7時代のノートPCは換装できる仕様のものが多い。底面を見てネジを外せば内部へアクセスできるタイプであれば望み大だ。

 換装に使いたいSSDは、Seagateの「BarraCuda 120 SSD」だ。ストレージをまるごとコピーできる「DiscWizard」が提供されており、簡単にストレージ内容をコピー可能。コピーされたSSDに換装するだけで、そのまま起動できる。今回は換装手順を紹介し、どの程度の効果があるのかを検証してみた。

高耐久と信頼性を誇るBarraCuda 120 SSD

Seagate「BarraCuda 120 SSD」は11月に発売された新モデル

 まずは11月に発売された新モデルであるBarraCuda 120 SSDの特徴から紹介しよう。2.5インチSATA3接続の本製品は、次世代コントローラと3D TLC NANDフラッシュを採用し、シーケンシャルリードで最大560MB/秒、シーケンシャルライトで540MB/秒と、このタイプとしては最速の部類に属している。

 容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4モデルが用意されていて、2TBモデルの場合、180万時間のMTBF(平均故障間隔)、最高1,170TBのTBW(合計書き込みバイト数)という耐久性と信頼性を誇る。保証期間は5年間だ。

 SSDの診断や管理などが行なえる「SeaTools SSD」によって、常に健康状態を監視可能。今回利用する「DiscWizard」は、まるごとコピーだけでなく、バックアップやブータブルメディアの作成などの機能が用意されており、ふだんから使いたいソフトといえよう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう