続いては「Rainbow Six Siege」(R6S)を試す。画質は“最高”をベースにレンダースケールを100%に設定。ゲーム内ベンチマーク機能を利用してフレームレートを測定する。
R6Sの結果はApex Legendsと同じ序列(GTX 1660>RX 590>RX 5500 XT>RX 570)だが、各GPUの差がかなり小さいものとなった。このゲームは最低fpsが揺れやすいので何回か試したが、今回の環境ではフルHDでの最低fpsが伸びないようだった。
ROPの少なさやメモリーバスの狭さが原因かもしれないが、評価用β版ドライバーが原因とも考えれられる。ただ平均fpsはそれなりに高いので、設計よりもドライバーの問題と考えたほうが良さそうだ。
続いては「Call of Duty: Modern Warfare」(CoD:MW)で試してみよう。画質設定は最高になるよう設定し、シングルプレイヤー用ステージ「ピカデリー」で一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測する。
CoD:MWではこれまでのベンチマークと大きく傾向が違い、RX 590がトップでRX 5500 XTがその直後に続き、GTX 1660は3番手となっている。このグラフを見るかぎり、ややRadeonに有利なゲームであることが読み取れる。RX 590ユーザーがRX 5500 XTに乗り換えるメリットはないが、RX 570以下、あるいはRX 500シリーズ以前のRadeonを使っているなら、RX 5500 XTは手頃で良い選択肢になりえる。
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