快適で使いやすいパソコンを購入したい。なるべくリーズナブルな価格で。そう考えている人は、2019年末にどんなパソコンを選んでいけばいいでしょうか?
この記事は、Windows 7のサポート終了を踏まえた買い替えを想定し、2020年から数年間にわたって、快適なパソコンライフを送るために必要なポイントを整理します。大手量販店のヤマダ電機の売れ筋商品を紹介しながら、モダンPCと呼ばれる、新しくて快適なパソコンのカテゴリーについても解説していきます。
この年末、なぜパソコンの買い替えが必要か?
性能や機能の向上はもちろんですが、OSサポートの問題もあります。マイクロソフトは、2020年1月14日にWindows 7のすべてのサポートを終了します。サポートというと、OSの使い方などを電話で聞くといった対応を思い浮かべる人がいるかもしれません。
しかしここでいうサポートの終了とは、Windows Updateを通じて、マイクロソフトが定期的に配信しているセキュリティ更新プログラムの提供が終わるということも含んでいます。Windows 7のサポート終了後も、Windows 7を使用することはできますが、今後新たに発生する可能性のあるウィルスやマルウェアなどへの脆弱性は放置されます。
これは非常に危険なことです。また、新しく発売される周辺機器やソフトウエア、ネットサービスも利用できなくなる可能性が高く、安全で快適なパソコンライフを楽しむことが難しくなるでしょう。
最新パソコンを選ぶために注目するポイントは?
Windows 7は登場からすでに10年、最新のWindows 10も登場から5年目に入っています。まだ、Windows 10にしていない人は、4年あるいは5年前の製品を使い続けているケースも多いと思います。最新のパソコン事情がどうなっているのか、どの機能やスペックに注目したらいいのかがわからないという人もいるかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、最近話題で、CMや交通広告などでも目にする機会が増えてきた「モダンPC」です。
モダンPCとは、高速起動でストレスがなく、軽量・薄型であることも重視したノートパソコンです。また、Officeも搭載されており、仕事からプライベートまでさまざまな用途で活用できます。最近のノートパソコンは大型高精細な画面の製品もあり、性能も向上しているので、デスクトップからの乗り換えにも十分です。加えて、部屋のどこでも使える快適さがあります。
高機能なモデルでは、タッチ対応で、ペンでタブレットとしても利用できる機種や、顔や指紋の生体認証で簡単にログインできるものもあります。
つまり、最新技術を積極的に取り入れ、サクサクと快適に動くパソコンがモダンPCです。ここから先は、2019年末にパソコン選びをするなら、重視したいポイントを項目別に見ていきますが、モダンPCであれば、これらの点をしっかりとサポートしているので安心です。
店頭で製品選びに悩んだら、店員さんに「モダンPCはどれか」と聞いてみるのもいいでしょう。
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