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R6Sを初めてプレイするジサトラハッチが、ガチでPC環境を選んでみた

2019年12月12日 11時00分更新

文● ジサトラ ハッチ 編集●ASCII
提供: マウスコンピューター

お得なBTOで周辺機器も一緒に購入すると◎

 今回は、あくまでR6Sを今までプレイしたことのない私、ジサトラハッチが、R6Sを始めるのにPCを買うとしたら、というテーマでPCを選んだ。しかし、ゲームをプレイするのに、PCだけを選んでもR6Sは快適に遊べない。R6Sはシューティング、FPSというジャンルであるため、マウスで狙いを付けて銃を撃ち、キーボードで素早く移動、もちろんそのキャラクターの動きを、きちんと快適に追えるディスプレーも必要だ。そのため、最低限必要な周辺機器をBTOメニューから選び、R6Sを始めるためのセットとして紹介したい。

 PCゲーム、特にシューティング、FPSやTPSなどにおいては、1秒間に画面が書き換わる回数を示すリフレッシュレートが高く、1秒間に表示するゲームのコマ数であるフレームレートを高くし、滑らかに表示させられるディスプレーを利用するのが望ましい。そのため、BTOメニューにてマウスコンピューターのゲーミング液晶ブランド「G-MASTER」の「G-MASTER GB2560HSU-2」をオススメしたい。

「G-MASTER GB2560HSU-2」

「G-MASTER GB2560HSU-2」は144Hzの高リフレッシュレートに対応した24.5インチ(1920×1080ドット)ディスプレー。動きの速いゲームで重要なのは、このリフレッシュレートと応答速度。応答速度とは、簡単に言えば色の変化の速度。最近の液晶ディスプレーのスペックでは、中間色(GtoG)の変化のみ記載されているが、数値が低いほどよく、3ms以下が望ましい。

 応答速度が速ければ速いほど、動きの速い映像の残像がなくなり、ゲームの細かな動きがクリアになり、快適にプレイ可能。「G-MASTER GB2560HSU」の応答速度は、1ms(GtoG)と実用的。価格は+税別3万400円と、コスパも高い。ただし、24.5インチは、ややサイズが小型なので、迫力を求めるなら144Hz対応で27インチの「G-MASTER GB2760QSU」(+税別5万5900円)を選ぶのもイイでしょう。

 マウスとキーボードは、普段からR6Sをプレイするアスキー編集部の八尋に聞いてセレクション。マウスは使うボタンが多いMMORPGならサイドボタンがたくさんある製品を選んだりするべきだが、R6Sに関して言えば、サイドボタンが2つで問題ないという。そこで、今回はG-Tuneオリジナルの「OPTICAL GAMING MOUSE GT20」(+税別5980円)を選択。価格や軽さで言うならロジクールの「G304」(+税別4900円)という選択肢もあるが、「G304」はサイドボタンが左のみにある。左利きの人でも問題ない、という幅広い選択肢という意味合いで今回は「OPTICAL GAMING MOUSE GT20」を選んだ。女性や手の小さい人で、小型&軽いマウスがイイという人なら「G304」を選ぶのもアリだ。

 キーボードはFAV gamingレインボーシックスシージ部門がトレーニングルームで使用している、G-Tuneオリジナルの「G-Tune Mechanical Keyboard」(+税別8900円)をチョイス。高耐久のメカニカルスイッチとして知られる「Cherry MX」の黒軸を採用。押下圧力60g、2.0㎜で反応するレスポンスの速さは、反射的に銃を撃つ必要性のあるR6Sにも向く。

「GT20」は、100~12000dpiまで対応したFPS向きのゲーミングマウス。左右に2つずつボタンがあり、8個のボタンをカスタマイズできる。「G-Tune Mechanical Keyboard」は、F5~8までがポーリングレートの切り替えボタンになっている。R6Sをプレイするなら最も高い1000Hzでプレイしよう

 また、マウスを快適に操作するためにマウスパッドも用意した。机などに直に置いて使う人もいるが、机の素材によっては精度が狂い、細かい操作に支障を来しかねない。しかし、マウスパッドはマウスを滑らせて使うことを考慮して作られているため、マウスの操作精度が上がり、故障の頻度を軽減する。

 マウスパッドは柔らかい素材のソフトタイプと、硬い素材のハードタイプがあるが、好みによるところが大きい。今回は個人的な好みと、高dpi設定のマウスに抵抗の少ないロジクールのハードタイプのマウスパッド「G440t」(+税別3100円)を選択した。

「G440t」は、ポリエチレン製で、マウスの滑りやすいハードタイプ。質感も一定的で、滑らかな操作が実現できる

 最後にヘッドセット。八尋曰く、R6Sでは最も重要な周辺機器とのこと。ほぼ屋内戦となるR6Sでは、部屋の中の音は相手の位置を探る重要なファクターだ。今回はコストパフォーマンスも重視して、G-Tuneオリジナルの「G-Tune GAMING HEADSET」(+税別7980円)を用意。本機は7.1chサラウンド対応で、左右の音は割とはっきりと認識できるが、やや前方後方の音が聞きづらいのと、重低音不足だが、カジュアルに遊ぶ分には十分な性能。しかし、本気で取り組みマルチプレイも視野に入れているなら、1万円を超えるロジクール「G533」(+税別1万4100円)以上を選択しておきたい。

「G-Tune GAMING HEADSET」は、税別約8000円とコスパは高いが、やや音が軽い印象

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