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3万円台で買える「Xperia 8」は必要十分な機能で使い勝手良し!

2019年11月26日 10時00分更新

広角+望遠のデュアルカメラは
盛らずにナチュラルに撮れる

 背面のデュアルカメラは、広角(約1200万画素/F値1.8)+望遠(約800万画素/F値2.4)という組み合わせ。望遠カメラによって光学2倍ズームで撮れるほか、背景をぼかして、被写体を際立たせることもできます。

広角(約1200万画素/F値1.8)+望遠(約800万画素/F値2.4)のデュアルカメラを搭載

 実際に撮ってみたところ、“ありのまま” に撮れるというのが率直な感想です。最近は、肉眼で見えるよりも明るく、鮮やかに撮れる機種が多いですが、Xperia 8のカメラは、リアルに近い色調や明るさで撮れます。室内でフラッシュなしでは、それなりに暗めに写り、夜景も空は暗く、光が際立つように撮れます。13種類のシーンと4つのコンディションを自動で認識して、最適な設定が行なわれる「プレミアムおかませオート」と搭載していますが、リアリティーを優先して、そんなに盛ってくれない印象です。

広角で撮った作例

望遠(光学2倍)で撮った作例

花を撮影すると、背景がナチュラルにぼける

屋内で料理を撮影。美味しそうに撮れたが、やや明るさに欠けた

人物を撮影。曇天だったので、やや暗めに写った

夜景を撮影。最近流行りの、驚くほど鮮明な夜景写真ではなく、空が黒く写る一般的な夜景写真が撮れる

「プレミアムおまかせオート」は初期設定でオンになっていて、右下の「夜景」のように、シーン認識の結果が表示される

 インカメラはF値2.0で、約800万画素。わりと広い画角で撮影できるので、背景を生かすセルフィーが撮りやすく、3人くらいまでなら、手持ちでグループ自撮りができそうです。なお、ナチュラルに撮れるアウトカメラとは逆に、インカメラは「ポートレートセルフィー」という補正効果で、盛ることができます。

インカメラで自撮りをする場合も、背景をぼかせる。肌の明るさ、顔の輪郭なども、自分が納得いくように補正できる

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