「厚切り豚テキ定食」
松屋
11月19日発売
730円
https://www.matsuyafoods.co.jp/2019/11/14/5330/
結局、最後はガッツリが勝つのではないか
こんにちは、アスキーグルメ担当のモーダル小嶋です。最近ハマっているものは「ポケットモンスター シールド」。好きなジムリーダーはメロンさん、腹が立つポケモンはホシガリスです。カレーを作ってポケモンがよろこぶ顔を見るのが、生きがいになりつつあります。
最近、Twitterを眺めていると、リツイートで料理のレシピが流れてくることがあります。バズっているレシピは「〇〇の概念が変わるレベル!」とか「これ絶対××なやつ!」と、まず先制パンチをかましておいて、よくよく内容を見ると、めんつゆやごま油を多用するパワープレイなものが多い(140字以内に収めなければいけない制限もあるのでしょう)。
結局、グルメの世界も、レベルを上げて物理で殴る系のガッツリが強いのか、と思っている今日このごろです。
さて、牛めし・カレー・定食などを販売する「松屋」は、「厚切り豚テキ定食」を11月19日から発売しています。「熟成チルドポーク」を使用した厚切りのトンテキ定食。ライス、みそ汁付き730円。お肉が2倍でライス大盛または特盛が無料の「W(ダブル)定食」は1130円。
舌触りがなめらかでジューシーという熟成チルドポークを採用したのが特徴。また、トンテキのタレは松屋らしさを全力追及し、ごはんが進む特製“にんにくタレ”を使用。熟成チルドポーク×松屋特製にんにくタレで直球勝負とうたいます。肉は厚く、タレは濃く。レベルを上げて物理で殴る系のガッツリ定食、といえるでしょう。
なお、発売を記念して12月3日午前10時まで、ライス大盛無料サービスを実施しています。
「細かいことはいいんだよ」系
味も香りも濃いです
トンテキに使われている豚肉は、たしかに分厚く、食べごたえがあります。食感は、ややボソッとしている感もあり、めちゃくちゃジューシー……とまではいきませんが、許容の範囲内でしょう。
取り上げるべきはタレ。いかにも直球勝負の味です。ニンニクの香りがガツンと効いており、味も醤油ベースで、しっかり濃い目。繊細さとか、上品さとか、そういうものはありません。あったからなんだというのだ、豚がドーンでニンニクがガツンで問題あるか、という姿勢はとてもよいと思います。
「細かいことはいいんだよ」という、ごはんを進めるために作られたような味わいです。もう少しタレが甘めでもよいかな、と思いましたが、好き好きでしょう。
ニンニク×豚でガッツリ度120%、もう、むずかしいことは考えずに食べたいところ。730円という価格に関しては、もう少し安ければ、あるいは、もう少し肉が大きければ……と思いますが、それは、ちょっとぜいたくでしょうか。まあ、イメージ通り、な定食です。
とにかく、豚肉をワシワシと食べたい人向けです。ニンニクの香りと濃い目のタレで、ガシガシと白米を食べ進みましょう。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。
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