Amazonは11月6日、新Echoシリーズの新製品発表会を開催した。10月に発売したEchoシリーズの新製品のうち、「Echo Flex」「Echo dot with clock」「Echo(第3世代)」の3機種をデモを交え紹介するもの。なお、ドルビーアトモスや360 Reality Audioなどに対応した、高音質モデルの「Echo Studio」については改めて発表の機会を持つとのこと。
また、9月26日に米国で開催されたイベントで、Amazonは“Day1 Edition”としてメガネ型の「Echo Frames」、指輪型の「Echo Loop」という2つの製品を発表、招待制で販売するとアナウンスした。こちらの製品の国内販売についても準備を整えているが、身体的なサイズに合わせる必要などもあり、時期などについては明らかにできないという。
Alexaは満5歳の誕生日
11月6日は、米国でEchoシリーズの招待販売が始まった日であり、いわばEchoの誕生日である。5周年を記念して、香取慎吾さんによる「ハッピバースデーソング」の再生も可能になっているため、Echoを使っている人は、ぜひ試してほしい。
Echo Flexはコンセントに直差しできるAlexa端末で、本体下部にUSB端子(7.5W出力)を装備。スマホなどを充電できることに加え、ここにモーションセンサーやナイトライトなどのオプションを接続することで機能拡張ができる。価格は2800円。音楽再生というよりは、玄関や廊下などに置いて、照明機器などをコントロールするなど、ケーブル配線がしにくい環境で気軽にAlexaの機能を利用できる製品として企画されている。発売は11月14日を予定している。
Echo dot with clockは、小型のEcho端末である「Echo dot」の前面にLEDのインジケーターを付け、現在時刻や外気温、タイマーの残数などを表示できるようにしたもの。LEDの輝度は部屋の明るさに応じて自動調整。価格は6980円と、通常のEcho dotより1000円ほど高い設定になっている。
Echo(第3世代)は、第2世代からデザインを変更。ドルビーオーディオ対応のプレミアムスピーカー搭載機という位置づけで、従来の2.5インチウーファー、0.6インチツィーターという構成に対し、3インチウーファー、0.8インチツィーターとドライバー口径を大型化した。そのぶん外観は少し広がっており、幅広な印象になった。サイドはファブリック調のチャコール、ヘザーグレー、サンドストーンに加え、新色のトワイライトブルーも用意されている。ステレオペアでの利用やサブウーファーとの組み合わせなどで、システムアップも可能だ。
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