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iPhoneケースに装着できるドローン「SELFLY」のスパイ感がたまらない!

2019年11月06日 12時00分更新

運動性能はそんなに高くないが
すぐに飛ばせる気軽さがいい

 さて、実際に飛ばしてみたところ、あまり運動性能は高くないというのが率直な感想。SELFLYはフライト設定から「ALTITUDE RANGE(高度範囲)」と「SPEED RANGE(速度範囲)」を設定可能ですが、SPEED RANGEを「FAST」に設定しても前後左右への移動速度は人の歩行速度程度。また、その場で旋回させようとしても、渦巻き状に移動して位置がずれていってしまいます。軽やかな飛行を楽しむドローンではないですね。

ほぼ無風の状態でSELFLYを飛ばしてみました

ホバリング自体は安定しています

フライト設定から高度と速度を設定可能

 これはSELFLYで撮影した動画。プロペラガードを装着し、速度のみ「FAST」に設定しています。それほど移動速度が速くないことと、旋回時に位置がずれていることがわかります。プロペラガードをはずせば、ある程度運動性能が高くなる可能性はあります

 画質は筆者の仕事部屋で撮影した画像でご確認ください。実は秩父の山中で1回、さいたま市の公園で1回写真撮影を試してみたのですが、どちらの場合でもシャッター音は鳴ったのに、なぜかiPhoneに写真が記録されていませんでした。

 ちなみに操作・撮影用アプリ「AEE SELFLY」は最新版が5ヵ月前に提供開始されたバージョン1.1.1。原因は見当がつきませんが、もしiOS 13との互換性などに起因するのであれば、早急にアップデートが提供されることに期待したいところです。

これはiPhoneのスクリーンショット機能で撮影した画像です

これはSELFLYのカメラ機能で撮影した画像です。室内光ではノイズが目立ちますね。ホントーは風光明媚な秩父山中で撮影した画像をお見せしたかったのですが……

 SELFLYは運動性能よりも携帯性を重視したドローンです。正直、画質もそれほど高くはありませんが、iPhoneと一緒につねにドローンを携帯できるという点には、スパイ道具のようなロマンを感じます。

 ただし、今回はアプリに不安定さがありました。iPhone、アプリ、SELFLYを再起動しても改善は見られなかったです。もし購入を検討するなら、アプリがバージョン1.1.1以降にアップデートされているか事前に確認することをオススメいたします。

※現在品切れ中ですが、7日の10時から+Styleにて販売再開の予定です。

まるでスパイ道具のような携帯性の高さがSELFLYの真骨頂。アイテムとしては非常に惹かれます

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