週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

武器の種類は10億以上、白熱したハクスラが楽しめるシューティングRPG

ぶっ飛び具合も快適さも進化した「ボーダーランズ3」でヒャッハーしよう

2019年10月24日 18時30分更新

Gearbox Softwareが開発した「ボーダーランズ3」は9月13日から販売しているシューティングRPG

 2Kが販売、Gearbox Softwareが開発した「ボーダーランズ3」は、惑星「パンドラ」を含む銀河を舞台に、銀河を支配しようと企む悪と戦うシューティングRPG。広大なマップ、ぶっ飛んだキャラクター、ハック&スラッシュ(以下、ハクスラ)などといった、シリーズ特有の要素が前作以上にパワーアップした点が特長だ。9月13日にPlayStation 4、Xbox One、PCのマルチプラットフォームで販売している。

 前作の「ボーダーランズ2」から約7年を経てリリースされた本作は、どのような進化を遂げたのか。同時に、新たな魅力とはいったい何なのか。今回、ボーダーランズ3を試遊する機会を得たので、2回に分けて本作の魅力を解説しよう。

お宝ザックザク!
充実したハクスラライフを満喫できる

ボーダーランズシリーズは、強力な戦利品を収集する面白さが味わえるハクスラ要素が一番の魅力

敵を倒すと戦利品をドロップする。特にボスを倒せば戦利品がはじけ飛ぶようにドロップするので、見ているだけで興奮

 まずは、本シリーズの醍醐味であるハクスラ要素から紹介しよう。そもそもハクスラとは、敵を倒して経験値と装備を獲得し、プレーヤーを強化していくというプレースタイルのことである。ボーダーランズシリーズでは、さまざまなスキルをはじめ、エレメンタル(属性)を付与した武器や装備品も多く登場する。特に武器はメーカーごとに特長があり、スキルと組み合わせることで戦略の幅が一気に広がる。

装備のインベントリ画面。所有・装備している武器と新規武器の比較ができる

 敵を倒す以外にも、クエストをクリアすれば武器が手に入るほか、購入することも可能だ。だが、新たな武器を手に入れた瞬間、手に入れた武器と所有する武器どちらを装備してどちらを売るか迷ってしまう現象に見舞われた。装備にはレアリティーの概念があり、「レジェンダリー(最上位)」の装備が手に入ると万歳三唱レベルの喜びが味わえる反面、比較検討の時間が発生する。これもまたハクスラの醍醐味といえるだろう。

 ボーダーランズ3は数億以上もの武器が登場するため、収集する甲斐は十分あるとともに、前作より戦略性がパワーアップしている。クエストのボリュームも増しているので、充実したハクスラライフを満喫できるだろう。

あらゆる個性を持った4人のヴォルト・ハンターたち

ボーダーランズ3に登場する4人のヴォルト・ハンター。それぞれスキルが異なるため、何度も周回して各キャラクターを操作してみたいという感情が芽生える

 プレイアブルキャラクターとして使える「ヴォルト・ハンター」は4人で、いずれも異なるクラスとスキルが使用できる。二足歩行のメカを召喚できるガンナークラスの「モズ」、超能力スキルが使えるセイレーンクラスの「アマーラ」、ペットを召喚できるビーストマスタークラスの「FL4K(フラック)」、ドローンやバリア、ホログラムなどの戦闘スキルを備えたオペレーティブクラスの「ゼイン」を用意。どのキャラクターを最初に使おうか悩んでしまうほどの魅力が備わっている。

 また、すべてのヴォルト・ハンターは3種類のスキルツリーをアンロックすることで、ステータスを強化できる。スキルの相性次第では、戦闘を有利にする「ビルド(戦闘スタイル)」を構築することも可能だ。

レベルアップして手に入れたスキルポイントを使って、3種類のスキルツリーをアンロックしていく。スキルの相性次第で戦闘を有利にするビルドを構築できる

 試遊時、筆者はFL4Kをチョイス。FL4Kのペットは自動、もしくは指示ひとつで敵を攻撃してくれるので、強化次第では頼りがいのあるパートナーになるだろう。そのうえ、FL4K自身のパッシブスキルもかなり強力なため、初心者に最適なヴォルト・ハンターであると思われる。

 今回の試遊ではFL4Kだけ使っていたが、ほかのヴォルト・ハンターも気になって仕方がなかった。どういったポテンシャルを有しているのかを研究するため、1週目をクリアしたら2週目で別のヴォルト・ハンターを育成してみるという楽しみ方ができそうだ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事