週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

3万円台「第7世代iPad」は多くの人が満足できるはず!

2019年10月13日 12時00分更新

10.2インチiPad(左)と11インチiPad Pro(右)のSplit Viewの比較。やはり差はあるが、iPadでもこれだけ表示できれば十分だ

旧Pro用キーボードとペンには不満なし!

 さて、実際に第7世代iPadを触ってみて思ったのは、「もう、これで良いじゃん」という前向きな感情でした。Smart Keyboardは先述の通り、iPad Airで使うものとまったく同じ。打鍵感の好みは分かれるでしょうが、充電やペアリングが不要という魅力は周知の通り。

 10.2型という画面サイズは、2アプリ表示で画面を分割する「Split View」を使用しても、表示領域をある程度確保できました。iPadOSのSplit Viewならば、左右に同じアプリを表示できるようになっているなど、より実用的な使い方が可能になっているため、この点はうれしい。

 Apple Pencilは第1世代なので、キャップを外してLightningコネクタにグサっと刺して充電するタイプです。現行のiPad Proシリーズで使える第2世代のApple Pencilと比べると面倒な管理が増えますが、使い心地は決して悪くありません。

iPadOSでは、ツールパレットのデザインが刷新され、上下左右に配置を変えられるようになった。また、消しゴムがピクセル単位とオブジェクト単位で選べることもトピック

 ただし、第7世代iPadのディスプレイはフルラミネーションではなく、上位モデルを既に使ったことがある人にとっては、ペン先と実際に描画される位置の間にあるギャップが気になってしまう場合もあるかもしれません。また、ProMotionテクノロジーにも非対応なので、素早くペン先を走らせた時に、ペン先から画面に反映される筆跡まで隙間が出てくる点は注意しておきたいところ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう