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AV評論家・麻倉怜士が語るXperia 1の画面の美しさ

今の時代、映像記録の主役はスマホになった
だからこそ絵作りが重要になる

 今、スマホはコンパクトカメラに代わって映像記録の主役になっている。コンパクトカメラの描写はもう超えたんじゃないかと麻倉氏は言う。

シグマのミラーレス一眼fpの取材時に撮影。黒の素材感、本物感が伝わってくる。黒光の表情が良い

三浦半島から撮影した富士山の夕景の光投射。薄色ながら色づけが確実である。広角

真夏のプール、紺碧の空、雲。ハイ・ダイナミックレンジが効き、雲のグラテーション再現が見事。プールの水の燦めきも良い。熱さと爽やかさが伝わってくる。広角レンズが効く

夏の海岸。暑さがこまやかに表現されている

麻倉「ソニーの場合、モバイルの中にもテレビの出身者とか、カメラの出身者とか、DIから来た人とか、厚木から来た人とかも結構いるんですね。なので、やはり設計する目が違うと思います。出てきたものに対してダメ出しをする人がいて、ここはそういうはずじゃないと。ここはもっと出てくるはずだと。ここは行き過ぎだみたいなことを言う人もちゃんといて、それがうまくフィードバックして技術をアップグレードしている、そんな設計手法じゃないかな。今回の設計もこれまでとまったく違うと言ってました。これまでは前モデルに対して改良的に画質設計を変えていたんですけど、今度はグッと押し上げたと。だから、何年かに一度ぐらいのブレイクスルーがあったという話をしていましたね」

 Xperia 1は最初にMWC19で発表されたときに、「Xperiaを1から」をスローガンに、クリエイターとコンテンツを楽しむ人ためのスマホと、現取締役の岸田光哉氏がプレゼンした。麻倉氏も言うように、ソニーのクリエイティブの結晶が惜しげなく投入された、自分で作品を作りたい人に向けたXperiaと言えるだろう。

香港島の朝焼け。透明感が高く、すっきりと見渡せる

軽井沢・矢ヶ崎池

こちらも軽井沢・矢ヶ崎池。鮮やかで、HDRの効果が美しい

曇天の矢ヶ崎池。優しい雰囲気。HDRが効いている

麻倉氏の仕事部屋をXperia 1の広角で


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