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Googleの有無に左右されない「HUAWEI Mate 30 Pro」の実力

2019年09月28日 12時00分更新

高性能なプロセッサーでゲームなどにも最適

 プロセッサーにはファーウェイの最新ハイエンドモデル「Kirin 990」を搭載。今回テスト用にファーウェイから借りたモデルは、メモリーが8GB、内蔵ストレージは256GBのモデル。各種ベンチマークの結果は下記のとおり。ファーウェイにはプロセッサーなどの性能をフルに引き出す「パフォーマンスモード」が設定可能なため、「パフォーマンスモード」をオン・オフ両方の状態でテスト。計測結果としては、「パフォーマンスモード」ならクアルコムのSnapdragon 855とほぼ同等という結果で、3Dゲームゲームなどにも十分パワーを発揮してくれそうだ。

AnTuTu Benchmark(パフォーマンスモード・オン)

AnTuTu Benchmark(パフォーマンスモード・オフ)

Geekbench 5(パフォーマンスモード・オン)

Geekbench 5(パフォーマンスモード・オフ)

3DMark(パフォーマンスモード・オン)

3DMark(パフォーマンスモード・オフ)

 貸りた端末に搭載されているOSはAndroid 10ベースのEMUIだが、GMS(Googleモバイルサービス)はインストールされてはおらず、PlayストアやGoogleマップなどGoogle関連のアプリは非搭載。かわりにHMS(ファーウェイモバイルサービス)が搭載されており、アプリのダウンロードはHMSの「AppGallery」から行なう。

OSはAndroid 10が搭載されている

アプリはファーウェイオリジナルのストアからダウンロード

ブラウザー経由ならGoogleサービスなどを使うことはできる

 ただし、現在はAppGalleryにもGoogle系のアプリや、Facebook、Twitter、LINEといったアプリはラインアップされておらず、もしこのままの仕様で日本市場や海外で展開する場合、普段使い慣れたアプリをインストールするのはハードルが高そうだ。


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