週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

サク飲みに〇

「幸楽苑」はサクッと一人飲みにぴったり! 餃子がマジうまい!!

2019年09月27日 19時30分更新

 ごきげんよう。アスキーの酒好き記者ナベコです。涼しくなって、すり抜ける風が心地いい季節になりましたね~。秋もお酒を楽しみたいと思います。

 せんべろ。それは現代社会の癒しです。1000円程度の予算で飲める店のことや、1000円程度の低予算で飲みに行く行為を言います。

 この連載では、チェーン店を中心に1000円程度の予算でちょい飲みできる店をレビュー。居酒屋、ファストフードといったジャンルは特に定めていないので、オススメがあったらぜひ教えてくださいね!

 今回は「幸楽苑」でちょい飲みしてきましたよ!

(行った店)
「幸楽苑」
・ジャンル:中華食堂
https://www.kourakuen.co.jp/

※取材した店舗をもとに記事を作っています。同じチェーン店でも店舗ごとによってメニューの内容や価格、環境が異なる可能性もありますのでご了承ください。なお、記事中の価格は税込表記です。

全国で500店舗以上展開する
「幸楽苑」でちょい飲み

 餃子を食べたい衝動に駆られて「幸楽苑」にいってきました。

 幸楽苑は総店舗数500以上の中華食堂チェーン、繁華街というより、ロードサイドで見かけることが多いかもしれません。運営元の幸楽苑ホールディングスは、1954年に福島で創業。今年は創業65周年のキャンペーンも展開しています。

 お手頃価格のイメージがあるかもしれませんが、幸楽苑では最近「品質」を重視した方向性にシフトしています。今年春には高価格帯メニューとして1杯740円の「中華そばプレミアム」を販売して話題になりました。

餃子や、ラーメンのトッピング具材をおつまみに飲める!

 さて、そんな幸楽苑。正直、ちょい飲みのイメージはあまりなかったですが、ビールやハイボールがあるし、おつまみ向きメニューも多くはありませんが揃えています。幸楽苑は店舗によってメニューや価格も異なる場合があるので、参考までにどうぞ。

 私が来店したのは夜の10時半ごろ。仕事帰りや、酒の〆に立ち寄られる方でにぎわっていましたよ。さて、何を食べようかな。

(チョイスしたのはコレ!)
・「ハイボール」310円


・「餃子『極』」240円


・「ちょっとおつまみ」330円

・「ウーロンハイ」310円

240円の餃子は肉汁たっぷり
お酒もちゃんと濃かったよ

 ヒパヒパ~(ハワイの言葉で乾杯)! 幸楽苑でゲームスタートです。

 今晩のおともは「ハイボール」。310円。サントリーの角ハイが専用ジョッキで提供されました。

ハイボールで幸楽苑飲み。

 飲んでみると、うん。ちゃんとお酒感。カットレモンが入っていない、いたってシンプルな炭酸割ですが、角の濃い風味があって、悪くないです。

 ちなみに、幸楽苑の生ビールはジョッキ440円。ビールにも惹かれましたが、お会計をおさえるためにはハイボールがお手頃。

 「ちょっとおつまみ」は、メンマ、煮玉子、チャーシューの3点盛り。330円です。

メンマは食感あって、おつまみ向きですよね。食べても食べても飽きない。

 中華食堂はラーメンの具材をおつまみにお酒を飲めるところにグッときますよね。メンマさんも、煮玉子さんも、単品でもちゃんと存在感ありますもの。

煮玉子。ラー油をかけていただきました。黄身がトロリ~としてておいしい。

チャーシューはしっとり食感で、おいしさがギュッ、ギュッと詰まっています。

 シャキシャキ食感のメンマ、黄身がトロッとした煮玉子、脂のうまみごと楽しめるチャーシュー。いずれも、際立った特徴はない一般的なラーメンのトッピングですが、塩気が強すぎるといったカドはなく、雑ではないというのが、わかります。ラー油をかけたり、コショウを振ったりして、アクセントを加えるとさらにお酒が進む

 「餃子」は、6個入りで240円です。

餃子をつまみにお酒を飲めるって幸せ。

 実は餃子が2種類あって、今回頼んだのは「餃子『極』」。肉をたっぷり詰めたという、スタンダードタイプの餃子です。もう一方は、肉、にら、ニンニク不使用の「ベジタブル餃子」。

 幸楽苑の餃子の実力はいかに。これまでに、ラーメンと合わせて餃子を食べていましたが、お酒のおつまみとしてゆっくり味わったことはなかったので、バッターボックスに立った気持ちでいただいてみました。

 皮は薄めでくったり。私の経験で、薄めの生地の餃子は、場合によっては焼きにムラが出やすいと感じているのですが、へえ、幸楽苑の餃子は破れておらず、なかなかキレイ。

肉汁たっぷり詰まっていました!

 薄いのに弾力がある生地。具材はお肉多めの配合で、口に入れると汁気がたっぷり。

 わあ、おいしい!

 具材の汁気を皮がこぼさず包んでいて、ちょっとおおげさですが、肉汁を飲むようにいける餃子。キャベツのシャキシャキ食感もヘルシーです。欲を言えば、焼き目の香ばしさをもっと出してほしかったけれど、全体的に丁寧さがあって、ヒットと言っていいでしょう!

 餃子でお酒が進んだのでもう1杯。2杯目は「ウーロンハイ」です。310円。ごくごくふつうのウーロンハイでした。実は、ふつうのというのがうれしいこと。薄すぎるわけでも、濃いわけでもない。それって大事ですよね。

ウーロンハイ。よかったです!

 頼んだメニューはどれもハズレなし。シンプルだけど満足いく、そんな幸楽苑飲みでした。

おつまみメニューは豊富でないものの
サク飲みには十分につかえる!

(お会計)
「ハイボール」310円
「餃子『極』」240円
「ちょっとおつまみ」330円
「ウーロンハイ」310円
―――
・・・合計1190円

 餃子、おつまみに、お酒2杯をいただいて1000円ちょっとでした。追加して、〆のラーメンを食べるのもアリですよね。

 幸楽苑のちょい飲み。おつまみの種類が少ないのと、食事をしてサッと帰る人がメインのため、しっかり飲みたい時は向きませんが、餃子とビールでサクッと飲みたい時には十分に使い勝手が良いように感じました。「幸楽苑でお酒を飲む」というのを考えたことがなかった人もいると思います。餃子、おいしいので、ビールのつまみにぜひ試してみてください。

 なお、幸楽苑は、今年春に消費税増税を見据えた価格変更をしているため、10月以降も商品の価格は変わりませんよ。

 私は、今回ふつうの餃子を頼みましたが、他では珍しい「ベジタブル餃子」も気になりました。なんと、ベジタブル餃子3個、通常の餃子3個のハーフ&ハーフでも注文可能なので、次回は食べてみよっと!



■ナベコに行ってみてほしいお店があったら教えてください

 酒好き記者ナベコにせんべろして欲しいお店があったら教えてください。ナベコTwitter(@wagomunabe)に教えてください。Facebookもやっています!


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
「アスキーグルメ」でおいしい飲食情報を発信中!

※記事中の表示価格は税込です。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事