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多彩なブラシ表現が可能

アドビ、iPad用ドロー&ペイントアプリ「Adobe Fresco」リリース

2019年09月26日 19時45分更新

 アドビシステムズは9月24日(現地時間)、iPad用のドロー&ペイントソフト「Adobe Fresco(アドビ フレスコ)」をApp Storeで提供開始した。

 iPad(iOS 12.2以降)で利用できる描画アプリで、タッチのほかApple Pencilを使うことで快適な描画が可能という。Photoshopと連携してPDFやPSD、PNGなど各種ファイル形式でエクスポートできる。Creative Cloudの一部として利用でき、Creative Cloudユーザーであればクラウド保存やブラシツールのダウンロード、Photoshop でシームレスに作業するといったことが可能。

油彩ブラシ作例

水彩ブラシ作例 

 多彩なブラシを備えるのが大きな特徴としており、人工知能技術Adobe Senseiを用いることにより油彩/水彩における紙へのにじみや絵の具の厚みといったペインティング表現を忠実に再現しているという。また、Photoshopのブラシエンジンで作成されたブラシの利用、拡大してもドットにならないベクターブラシも利用できる。

ベクターブラシ作例 

 Creative Cloudサブスクリプションを持っているユーザーならばダウンロードして利用可能。単体プランとしても購入可能で価格は1080円(6ヵ月間は無料)。また、無料プランも用意される。無料プランではクラウドストレージが2GBとなるが、有料プランにすることでクラウドストレージ100GBが利用できる。また、多彩なオリジナルブラシの読み込みや一部特殊ツールの利用、PSD/PDF形式での書き出しといった機能が利用可能となる。

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