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デジタル情報を持った渋谷を楽しむ

「バーチャル渋谷」プロジェクト、始動

2019年09月24日 16時00分更新

 KDDIは、東京・渋谷の街を舞台とした“5G時代を体験できる取り組み”を毎月行なう「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」を開始した。第1弾としてARとVPSを活用し、現実とバーチャル が融合した「新たな渋谷」を公開、第2弾は「渋谷音楽祭2019」内でXR(AR/VR/MR)を駆使した実証実験の実施が決定している。

 この取り組みは、KDDI、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインによるもの。5G時代を見据えて「渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに取り組むとしている。

 第1弾ではARとVPS技術を活用し、デジタル情報を持った「バーチャルな渋谷を現実の渋谷に重ね合わせることで新たな渋谷を創り出す“デジタルトランスフォーメーション(DX)”」の実証実験。専用アプリをインストールしたスマホを渋谷の街にかざすと、デジタルでアップデートされた渋谷を楽しむことが可能。たとえば、渋谷の街が水族館となり、空にクジラやクラゲが浮かび、さらに花火が打ち上がる。そのほか、飲食店の壁にはお店情報が現れたり、渋谷駅には山手線の運行情報が表示されたりと、渋谷を便利に楽しむための情報も取得可能とのこと。

 プロジェクト第2弾は、10月19日・20日に開催される「渋谷音楽祭2019」内にて、XRを活用した音楽体験を実施する予定。KDDIらは11月以降も渋谷区で行なわれるイベントにて5G時代を体感できるコンテンツを毎月実施していくほか、さまざまな企業や団体にも参画してもらい、プロジェクトを拡張していくとのこと。

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