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Xperia 1のCinema ProをOSMO Mobile 3を使って撮影!

2019年09月25日 10時00分更新

手ぶれ防止のため「OSMO Mobile 3」を使って
CinemaProモードを撮影した結果

 前回は「Xperia 1」から搭載された動画撮影用アプリ「Cinema Pro」を使ってみました。実際の映画撮影にも使われているプロ向けのシネマ用デジタルビデオカメラ「CineAlta」の技術や監修を受けているだけあって、凝った映像が作れそうです。

Cinema Proで動画撮影が楽しくなりそう

 ただ、撮影して気になったのが手ぶれです。せっかくプロ風な動画が撮れるなら、手ぶれの少ない滑らかな映像にしたいところ。そこで同業の知人が購入したスマートフォン用電動ジンバル「OSMO Mobile 3」を借りて撮影することにしました。

「OSMO Mobile 3」に「Xperia 1」を装着

 すでにジャイアン鈴木さんが「Xperia 1で Osmo Mobile 3を使いたい方へのアドバイス」という記事で書いているとおり、Xperia 1でもOsmo Mobile 3と組み合わせて使用できます。ただし、今回は「Cinema Pro」での撮影ということで、Osmo Mobile 3のズームボタンや録画ボタンなどは連動しません。

Osmo Mobile 3の専用アプリ「DJI Mimo」を使わないので、ズームなどのボタンは利用できない

 とはいえ単純にジンバル機能だけは利用可能です。Xperia 1をOsmo Mobile 3にセットして、Cinema Proを起動。Cinema Proの撮影用設定が完了したら、Xperia 1の画面上の表示されているCinema Proの録画ボタンをタップして撮影をスタートします。

 テスト動画では座った位置からの撮影と歩きながらの撮影、さらに階段を降りながらの撮影でOsmo Mobile 3にセットした状態と手持ちの状態を交互に行なっています。やはりOsmo Mobile 3にセットしたときのほうが、映像は滑らかですね。手持ちの撮影では細かな振動が気になります。

 こちらはOsmo Mobile 3にセットした状態で、レンズを切り替えた動画をつなぎ合わせたもの。Cinema Proで撮影するならジンバルは必須ですね。ただ、せっかくOSMO Mobile 3にズームなどのボタンがあるのに使えないのはもったいない。それとジャイアン鈴木さんの記事でも指摘されていますが、16mm(超広角)にすると、Osmo Mobile 3のアーム部分が映り込んでしまいます。

右側にアームが映り込んでいる

 映り込まない位置までホールドの位置をずらすと、こんどはジンバルがバランスを保てません。これでは3つのレンズのうちひとつは使えないので、やはりもったいない感じ。いい線はいっているのですが、「Xperia 1」と「OSMO Mobile 3」の組み合わせだと、それぞれの長所を生かし切れないですね。ソニーモバイルからXperia 1とXperia 5に適したジンバルをリリースしてほしいところです。

※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました。

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