週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

デザインが美しく4眼カメラも進化した「HUAWEI Mate 30」の実機を隅々までチェック

2019年09月20日 18時00分更新

実はより大画面なスタンダードモデルHUAWEI Mate 30

 「HUAWEI Mate 30」はディスプレーサイズがHUAWEI Mate 30 Proよりも若干大きい6.62インチ(1080×2340)。有機ELパネルだが「ホライゾンディスプレー」ではないため、両サイドにベゼル(2.8mm)はあるが、上下は4mmとHUAWEI Mate 30 Proよりも狭くなっている。またノッチもHUAWEI Mate 30 Proよりも小さいので、画面占有率ではHUAWEI Mate 30のほうが実は上。本体背面などのデザインはHUAWEI Mate 30と同じで、ビーガンレザーを採用したモデルもラインアップしている。

6.62インチの「HUAWEI Mate 30」

エメラルドグリーンの背面

本体右側面

指紋がつきにくい処理が施されている

本体上部

本体下部にはイヤホンジャックを装備

本体上部のノッチはHUAWEI Mate 30 Proよりも小さい

ビーガンレザーの2モデル

 カメラは超広角(17mm/1700万画素/F2.2)と標準(27mm/4000万画素/F1.8)、望遠(80mm/800万画素/F2.4/OIS)に3D深度センサーを加えたクアッドカメラ仕様。光学手ぶれ補正が望遠のみだが、超広角の焦点距離はHUAWEI Mate 30のほうがより広角だ。

カメラはクアッド仕様

 こちらも4Gモデルのほか5Gに対応した「HUAWEI Mate 30 5G」をラインアップしている。発売時期および日本を含め各国での展開は未定。

超豪華なポルシェデザインモデルが今回も登場

 Mateシリーズでは定番となっているポルシェデザインモデル。今回も「HUAWEI Mate 30 Pro」をベースにした「HUAWEI Mate 30 RS」をラインアップしている。背面は本革が使われておりカラーラインアップは黒と赤の2色。発売時期および日本を含め各国での展開は未定。価格はメモリー12GB、内蔵ストレージ512GBのモデルが2095ユーロ(約25万円)。

HUAWEI Mate 30をベースにしたポルシェデザインの「HUAWEI Mate 30 RS」

本体背面は本革が使われている

HUAWEI Mate 30 RSの背面カメラ周辺

本体右側面

本体カラーはレッドとブラックの2色

展示機にグーグル製アプリは搭載されず
発売時期が未発表なのも仕様の確定ができないためか?

 今回の発表会で展示されていた「HUAWEI Mate 30」シリーズのOSはAndroid 10。ただしいずれのモデルも「GMS(Googleモバイルサービス)」ではなく「HMS(ファーウェイモバイルサービス)」を搭載。そのため「Google Play」や「Googleマップ」といったGoogleのサービスやアプリが搭載されていない仕様で、中国で発売されているAndroid端末に近い状態だった。

「HUAWEI Mate 30 Pro」と「HUAWEI Mate 30」ともにOSはAndroid 10を採用

Googleサービスのアプリは搭載されていない

HMSのアプリストア「AppGallery」

 発表会のプレゼンでもGMSへの言及は避け、HMSの説明がされたものの、現地で取材した印象では、中国版ではないワールドワイドモデルがどのような仕様で販売されるかは断定できない状態。発売時期が未発表なのもこのあたりの事情が関係していると思われる。状況次第ではワールドワイドモデルもHMSを搭載した中国版に近い仕様で販売される可能性も高そうだ。

ほかの記者がテストしたようで、Google Playが(勝手に?)インストールされたデモ機もあったが、タップして起動しようとすると落ちてしまい使えなかった


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう