5G対応前最大のアップデート:
アップルApple Watch Series 5先行レビュー:「iPhoneの次」のテクノロジー
●テクノロジーの未来はどこへ
アップルは、現在のiPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Watch、HomePodのアプリ動作可能なプラットホームとしてのデバイスと、Apple PencilやAirPodsなどのウェアラブルデバイスやアクセサリが増えていくという体制で、当面推移していくと予想できます。
その中で最も変化率が高いのはApple Watch。アップルがトップシェアを維持しながら、その未来の方向性をコントロールしていくことができるポジションにあります。
2019年モデルのApple Watch Series 5は、そうした引いた視点からすると、テクノロジー的には停滞しているように感じます。しかしその分、スマートウォッチの体験や、身につけるもの、持ち物としての楽しみが増した印象があります。
来年以降、アップルも5Gへの対応が始まりますが、そうした時にApple Watchもチャレンジがあると予想しています。だからこそ、4G世代の成熟をみたApple Watch Series 5を、オススメしたい理由にもなっています。
筆者紹介――松村太郎
1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。
公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura
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