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iPhone 6/6s→iPhone 11への買い替えで生じる11の変化点

2019年09月16日 12時00分更新

 iPhone 11の3モデルが今週20日に発売される。なかでもiPhone 11は、上位機譲りのパフォーマンス、強化されたカメラ、選べる6色のカラバリ、しかも安くなった、と魅力多数で、どうしても最高レベルの端末が欲しいという人以外には“買い”のモデルと言える。

今年の売れ線になりそうなiPhone 11

 また、iPhoneはOSアップデートを含めたサポートが充実していることから、長く使っている人も多いだろうが、iPhone 6/6sあたりのユーザーは、そろそろ買い替えが視野に入っているはず。特にiPhone 6は、まもなくリリースのiOS 13でサポートされない点も大きい。

 そこで本記事では、iPhone 6/6sユーザーがiPhone 11に乗り替える際、どういう変化が起きるのかを今回紹介していく。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その1】
圧倒的なパフォーマンス向上

 スムーズな動作が魅力のiPhoneと言えども、iPhone 6/6s世代のCPU(A8、A9)では、最近のiOSやアプリの動作が厳しくなってきたのは確か。特に3Dを活用したゲームにおいては、性能面での不足は否めない。

先日の発表会より。Androidのハイエンド機を大きく上回る性能がアピールされた

 iPhone 11にはiPhone 11 Proと共通の、現行スマートフォン最高レベルの「A13 Bionic」を搭載。普段の操作はもちろん、最新ゲームも快適に動作する。4K/60フレームの動画が撮影できる点なども最新CPUを搭載しているからこそだ。動作速度面で不満があるようなら、買い替えを考えるべき頃合いだろう。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その2】
ディスプレーの大幅な大型化

 iPhone 11は6.1型液晶ということで、iPhone 6/6sの4.7型液晶よりも当然ディスプレーが大幅に大きくなっている。動画やゲームを大画面で楽しめるのはもちろん、普段のアプリでも表示できる情報が増加する。

 もちろん後述するように、本体サイズも大きくなっているのだが、上下部分を含めて、額縁が細くなっており、画面サイズの拡大ほどには本体サイズは大きくなっていない。ちなみに縦/横ともに5.5型液晶のiPhone 6/6s Plusよりは小さい。

いわゆるノッチ付きの縦長ディスプレーを採用。iPhone 11 Proほどではないが、額縁部分は上下左右とも細い

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その3】
カメラ性能の大幅な強化 超広角での撮影が可能!

 ここ数年の間に、スマホに搭載されているカメラの性能、性質は大きく変化した。iPhone 6/6s世代では正直“ケータイのカメラ”という枠内のものだったが、今や一般的なコンパクトデジカメを上回るレベルに至っている。

ここ1年ほどのトレンドとなっている超広角カメラをついにiPhoneも採用。旅好きの人には特に有益

 iPhone 11で注目なのが、120度の画角で撮影できる「超広角カメラ」を搭載したこと。旅先の風景や建物などを撮るのに特に便利なので、旅好きの人にはぜひチェックしてほしい。暗い場所での強さや、光学式手ぶれ補正が搭載されているのも大きい(iPhone 6/6s Plusには搭載)。またインカメラについても、iPhone 6の1.2メガ、iPhone 6sの5メガに対し、iPhone 11は12メガ。自撮り重視という人も注目だ。

暗い場所でも明るく写すナイトモードも搭載

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その4】
Face IDでサックリ&安全にロック解除

 iPhone Xで初採用された、顔認証システム「Face ID」がiPhone 11にも搭載。前面上部のディスプレーが欠けた部分(ノッチと呼ばれる)に搭載されたTrueDepthカメラで、ユーザーの顔を3Dで判別して、確実かつ安全に認証してくれる。iPhone 6/6sのTouch IDももちろん便利だったが、慣れればよりスムーズに感じるはず。

スマホに顔を向けて認証するFace IDを搭載

 Face IDの弱点としては、日本の冬の恒例である、大きなマスクを着けた状態などでは認識しにくいという部分だが、iPhone 11世代のFace IDではより改善が進められたことがアピールされている。実際に使ってどうかは実機で後ほど試す予定だ。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その5】
ホームボタンが無くなったので操作系は異なる

 同じくiPhone Xからの変化として、フルディスプレー化のためにホームボタンが無くなっている。それにともない操作系も変更が加わっている。詳しい操作は別記事をチェックしてほしいが(「スリープ解除から強制再起動まで! ホームボタン無しiPhone XSの基本操作」)、慣れさえすれば大きな問題にならないはず。

たとえば、ホーム画面に戻る操作は画面下部の外側から上にスワイプする

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その6】
防水・防塵に対応し、雨の日の不安が無い

 iPhoneが防水・防塵に対応したのはiPhone 7から。iPhone 11でも同じく防水・防塵対応で、しかも上位機と同じく30分の水没にも耐えるIP68仕様となった。多少の水濡れなどには案外大丈夫だった旧モデルのiPhoneだが、ゲリラ豪雨に遭遇した場合でも心配する必要がなくなったのはうれしい。

雨の日が多い日本のユーザーにとって、防水対応はやはり重要だろう

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