9月12日から幕張メッセで開催している東京ゲームショウ2019。ゲームへの愛と情熱で満ちた会場内には、さまざまな企業の展示ブースが立ち並び、来場者は思い思いの場所でゲームの楽しさに触れることができる。
そんな中、私は一直線にスクウェア・エニックスのブースを目指していた。目的はもちろん、「FINAL FANTASY VII REMAKE」の試遊台だ。私が東京ゲームショウ2019に足を運んだのは、約20年ぶりにクラウドになるためと言っても過言ではない。
FFVIIのイメージを崩すことなく、進化したグラフィックは圧巻
FINAL FANTASY VII REMAKEは、1997年に発売された「FINAL FANTASY VII」(以下、FFVII)のリメイク作品。当時の主要スタッフが手掛ける本作は、90年代では不可能だったグラフィック技術を用いて、FF7の世界を再現・再生している。複数タイトルでの展開予定で、ミッドガル脱出までのストーリーをもとにオリジナル要素をくわえた第1作目が、2020年3月3日に発売予定だ。プラットフォームはPlayStation 4。
試遊台に案内されゲームを開始した直後、さっそく美麗なグラフィックに目をうばわれた。イベント中のムービーはもちろん、操作中のキャラクターや遠くに見える背景まで、細部にわたりしっかりと作りこまれている。試遊開始から数秒で、子供のころに夢中で冒険したFFVIIの世界が生まれ変わって帰ってきたのだと実感して、否応なくテンションが上がった。
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