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MacBook Pro×Thunderbolt 3 to 10GbEの通信速度を試す

通信速度の常識がくつがえる驚きの速さ!QNAPの10Gbpsアダプターを試す

2019年09月19日 11時00分更新

家庭のノートパソコンに、5GbE対応のLANポートを追加

 2018年頃から、従来のブロードバンドのスタンダードとも言える上限1Gbpsの通信を大幅に上回る、5Gbpsや10Gbpsといった通信速度に対応したブロードバンド回線が登場し始めた。

 KDDIの提供する「auひかり」の「ホーム10ギガ/5ギガ」や、ソニーネットワークコミュニケーションズの提供する「NURO光」の「NURO 10G」といったプランだ。

 今後は他社のブロードバンド回線も、この水準に続く可能性がある。しかしながら、これらの回線を最大限に活かす上でネックとなるのが、ノートPC側の問題。ノートPCの有線LAN端子や、有線LAN端子を搭載しないノートPC向けのネットワークアダプターは、多くが1000BASE-T規格。最大で1Gbpsまでの通信にしか対応しないのだ。

 つまり、単純に5Gbpsや10Gbosbの回線を契約するだけでは、通信速度が向上するとは限らない。既存の環境をアップデートする必要がある。

 そんな問題を手軽に解決できるアイテムが、QNAPの5Gbps対応ネットワークアダプター「QNAP QNA-UC5G1T USB 3.0 to 5GbE」および10Gbps対応ネットワークアダプター「Thunderbolt 3 to 10GbE」だ。QNAP QNA-UC5G1T USB 3.0 to 5GbEはUSB 3.0端子を5Gbps対応の有線LAN端子に、Thunderbolt 3 to 10GbEは、Thunderbolt 3端子を10Gbps対応の有線LAN端子に変換するというもの。

 いずれもドライバーが不要で、対応する端子に接続するだけで高速通信が実現する手軽さから、にわかに話題となっている製品だ。価格はQNAP QNA-UC5G1T USB 3.0 to 5GbEが1万5000円前後、Thunderbolt 3 to 10GbEが3万円前後。一般的なネットワークアダプターと比較すれば少々値は張るが、性能を考えれば、手を出しやすい価格帯ではないか。

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