IFA2019ではワイヤレスイヤホンに関連する出展も豊富だ。IFAと関連イベントの会場内で見つけた完全ワイヤレスイヤホンをピックアップして紹介していこう。
モトローラは完全ワイヤレスにも
ワイヤレスにも有線にもなるイヤホン
モトローラが出展していたのが、3パターンの使い方ができる完全ワイヤレスイヤホン「TECH3」だ。一見すると有線イヤホンだが、ケーブルの継ぎ目にあたる部分を外すとワイヤレスイヤホンに変化。さらに、ケーブルとイヤホンの継ぎ目にあたる部分も外すと完全ワイヤレスイヤホンとしても使えてしまうという、3つのスタイルで楽しめる。充電は完全ワイヤレスイヤホンと同じ充電ケースを用いるが、ケーブルを巻きつけられる仕組みだ。
「TECH3」は完全ワイヤレス、ワイヤレス時の本体は7時間の音楽再生ができ、充電ケースとあわせて最大18時間再生。クックチャージにも対応している。欧州では秋発売で99.99ユーロを予定しているとのこと。
アディダスブランドのスポーツイヤホン・ヘッドホン
スポーツブランドでおなじみのアデイダスが、Zound Industries社と共同で開発したスポーツ用のイヤホン・ヘッドホンもIFA2019の会場に展示されていた。
ワイヤレスイヤホンの「FWD-01」は、インナーイヤー型。スポーツブランドらしいファブリックの耐久性ある素材に、イヤホンの素材部分が外の音を取り込める設計。連続再生時間は16時間以上。IPX4の防水に対応している。
ワイヤレスヘッドホン「RPT-01」も登場。こちらは連続40時間以上の再生ができるモデル表面のファブリック素材は取り外し可能なカバーになっており、汗で汚れた時にも洗濯できる仕様とっているとのこと。IPX4の防水に対応している。
プラントロニクスのスポーツ向けヘッドホンに新モデル
プラントロニクスは、同社の完全ワイヤレスイヤホン「BackBeat」の新モデルを披露。フックの付いた完全ワイヤレスイヤホンには、カナル型で遮音性のある「BackBeat FIT 3200」、オープンイヤー型の「BackBeat FIT 3150」(149.99ユーロ、約1万6000円)が登場。イヤホンの遮音性部分以外は共通でIP57相当の防塵防水仕様で、充電ケースとあわせて最大24時間再生とのこと。
通常の音楽リスニングをメインに想定した「BackBeat PRO 5100」も登場。IPX4の防水対応で、充電ケースと合わせて最大19時間再生、179.99ユーロ(約2万1000円)で発売を予定。
リブラトーンからノイズキャンセル対応完全ワイヤレスが登場!?
デンマークのオーディオブランド「Libratone」は、同社初の完全ワイヤレスイヤホン「TRACK Air」「TRACK Air+」2機種を披露。最大の特徴は「TRACK Air+」に搭載されている「スマートノイズキャンセリング機能」で、周囲の騒音に応じて、NC効果を調整する機能があるとしており、完全ワイヤレスイヤホンとして貴重なノイズキャンセル対応モデルとなる。「TRACK Air+」が199ユーロ(約2万4000円)で、ノイズキャンセルを搭載していない「TRACK Air」が159ユーロ(約1万9000円)とのこと。
Jabraの完全ワイヤレスに新世代機が追加
Jabraからは完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「Elite 75t」が登場。アメリカで先行して発売されるモデルで、10月に発売予定。従来の「Elite 65t」と比べ20%小型化したことが特徴で、装着性もアップ。連続再生時間はイヤホン単体で7.5時間に延長。防水・防塵性能はIP55となる。Jabraの特徴である通話マイクの品質は、イヤホン本体には4つのマイクを搭載しており、音質を向上させており、定番モデルとなりそうだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります