デジタルガレージと大和証券グループ本社が合弁で設立したDG Daiwa Venturesは、投資ファンド「DG Lab Fund II E.L.P. Cayman」(DG Lab2号ファンド)を組成した。本ファンドの投資対象領域にはVR/AR分野が含まれている。
DG Lab2号ファンドは、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」と連携し、ブロックチェーンやAI、VR/AR、セキュリティ、バイオヘルスの5つの分野を投資対象領域とし、スタートアップへの投資を実施する。
デジタルガレージはDG Labの活動および、これまでに培ってきた戦略パートナー企業や有力投資家を結ぶネットワークを通じて、DG Lab2号ファンドが優良なポートフォリオを形成することに貢献する、としている。一方大和証券グループは、これまで総合証券グループとして蓄積したノウハウをDG Lab2号ファンドの運営に活用する。
2019年8月末時点でDG Lab 2号ファンドへ出資参画が確定しているのは、DG Labの既存コアパートナーである株式会社カカクコム、KDDI株式会社らに加え、三井住友信託銀行株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社など。DG Lab 2号ファンドは、2020年3月までにクローズし、総額として200億円規模を目指すとのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります