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総額200億円規模を目指す

先端技術向けに新ファンド設立 VR/AR分野も対象

2019年09月06日 15時00分更新

 デジタルガレージと大和証券グループ本社が合弁で設立したDG Daiwa Venturesは、投資ファンド「DG Lab Fund II E.L.P. Cayman」(DG Lab2号ファンド)を組成した。本ファンドの投資対象領域にはVR/AR分野が含まれている。

 DG Lab2号ファンドは、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」と連携し、ブロックチェーンやAI、VR/AR、セキュリティ、バイオヘルスの5つの分野を投資対象領域とし、スタートアップへの投資を実施する。

 デジタルガレージはDG Labの活動および、これまでに培ってきた戦略パートナー企業や有力投資家を結ぶネットワークを通じて、DG Lab2号ファンドが優良なポートフォリオを形成することに貢献する、としている。一方大和証券グループは、これまで総合証券グループとして蓄積したノウハウをDG Lab2号ファンドの運営に活用する。

 2019年8月末時点でDG Lab 2号ファンドへ出資参画が確定しているのは、DG Labの既存コアパートナーである株式会社カカクコム、KDDI株式会社らに加え、三井住友信託銀行株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社など。DG Lab 2号ファンドは、2020年3月までにクローズし、総額として200億円規模を目指すとのこと。

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