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相手のスマホのカメラ画面に文字や矢印を表示

AR遠隔サポートアプリ「TeamViewer Pilot」、新たにテキスト入力機能が追加

2019年09月02日 17時30分更新

 独TeamViewer Germany GmbHはAR遠隔サポートアプリ「TeamViewer Pilot」に、新たにテキスト入力機能を追加した。離れた場所にいる相手のスマホなどのカメラ映像を通して、矢印や手書き機能などで指示を行なえるAR活用の遠隔サポートアプリ。

 TeamViewer Pilotを使って遠隔サポートを行なうには、パソコンにTeamViewerをダウンロード。サポートが必要な相手のアプリ(TeamViewerパイロット)に表示されているIDを入力して接続する。アカウントのセットアップは不要で、接続後はスマホのカメラの映像がリアルタイムで送信される。

 サポートを行なう側はパソコンから矢印や手書き機能を使って対象物を指示したり、カメラ映像を停止させて静止画で確認。今回はさらにテキスト入力機能で説明を行なうことが可能となった。ホームメンテナンスやPCのトラブルシューティング、自動車修理、製造施設の保守などでの利用が想定されている。新たにテキスト入力機能が追加されたことにより、屋外や雑音のある環境など音声が聞きづらい場所にいてもスムーズにサポートすることが可能となる。

 個人での利用は無料。商用利用やリモートカメラの共有などの機能が追加された法人向け(有料)も用意されている。

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