個性派イヤホンで有名なSkullCandyから
バラエティー豊かな新製品が発表!
アメリカのイヤホン・ヘッドホンブランドの「SkullCandy」は、ドイツ・ベルリンで開催されるIFA 2019の会期前、9月4日(現地時間)に2019年秋に発売されるラインナップを発表した。
SkullCandyは音楽カルチャーとスノーボード、スケートボードなどアクテイブなスポーツカルチャーを融合させた、ライフスタイル・オーディオブランド。IFA 2019で発表された製品も個性派モデル揃いだ。
IFA 2019で発表された製品の目玉がワイヤレスヘッドホンの「CRUSHER ANC」。日本でも発売中のヘッドホン「CRUSHER」シリーズは、音楽や映画、ゲームなどの重低音の成分に反応して振動し、ライブ会場のような“イマーシブ”な音楽体験を届けるシリーズだが、2019年モデルの「CRUSHER ANC」はそれだけじゃない。「ADJISTABLE SENSORY BASS」「ACTIVE NOISE CANCELEATION」「PERSONAL SOUND」の三大機能を搭載して登場する。
CRUSHERシリーズの目玉は、重低音に応じたヘッドホンの振動機能。「CRUSHER ANC」では「ADJISTABLE SENSORY BASS」となり、今まっでもっとも広い音域での重低音に対応。振動の強さはもちろん「CRUSHER ANC」本体のハウジングのスライダーで調整可能だ。
「ACTIVE NOISE CANCELEATION」は、電車やバス、街角で使える騒音軽減のノイズキャンセル機能。SkullCandyは、昨年秋に発売したノイズキャンセルヘッドホン「Venue」が人気だが、CRUSHER ANCでCRUSHERシリーズにもノイズキャンセルを取り込んだ形。ノイズキャンセルだけでなく周囲の音を聴くアンビエントサウンド機能も搭載。さらにスマートトラッカー「Tile」の搭載もVenueから継承している。
新機軸の機能が「PERSONAL SOUND」。スウェーデンのAudiodo社の開発したサウンドパーソナライズ機能によるもので、スマホのアプリを通して約3分の聴力テストをし、CRUSHER ANCの聴こえるサウンドをパーソナライズ。類似技術との相違点は、左右の耳を独立して聴力測定をすること。多くの人は左右の耳の聴力が異なるので、パーソナライズをする上で重要な機能だ。
なお、パーソナライズした設定はヘッドホン側に保存されるので、音源を再生するアプリやプレイヤーを問わずに利用可能だ。
振動するADJISTABLE SENSORY BASSだけでも個性派なのに、今やヘッドホンを選ぶ最大の理由にもなっているACTIVE NOISE CANCELEATION、そして新機軸のPERSONAL SOUNDまで対応。連続再生時間24時間に急速充電とバッテリーも十分。これだけ多機能で299.99ユーロ(約3万5000円)で9月18日に発売される。ワイヤレスヘッドホンもダークホース的な存在になるかも。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります