カメラボディーの機種によっては
できることが限られる
α7RⅢはPlayMemories Camera Appsに非対応であるため、Imaging Edge Mobileと接続した場合、シャッターを切ったり、設定を変更したりはできるが、タッチAFは機能しない。そのため、どちらかといえば、自宅で静物を撮るときや自分を含む集合写真を撮影したい場合に重宝するだろう。
また、位置情報連動機能もあるのだが、この場合はXperia 1と接続しっぱなしにする必要があり、バッテリー残量がやや不安になりがち。だが旅行では便利なので、位置も記録してみたい場合は操作方法を調べてみよう。
そしてメインの機能になる「撮影した写真データの転送」だ。まずカメラボディー側で送信する写真を選ぶか、Xperia 1側から受信する写真を選ぶかを決める。注意点としては、転送するファイルサイズの設定。設定にはオリジナルと2M、VGAの3種類があり、オリジナルはカメラボディー側でJPEGかRAW+JPEGに設定している場合のみ有効。RAWのみの場合は、2Mが適用される。なお、RAWをXperia 1で調整したい場合の手段は別途あるのだが、これは別の機会に紹介する。
このようにリモート撮影の利便性はカメラボディー依存なのだが、撮影したデータをその場でXperia 1に転送してSNSなどにアップロードするには、ちょうどいいアプリだ。ソニー製のデジタルカメラを持っているのであれば、Imaging Edge Mobileを試してみよう。
「Xperia 1」の主なスペック | |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
取り扱い | ドコモ、au、ソフトバンク |
ディスプレー | 6.5型有機EL(21:9) |
画面解像度 | 1644×3840ドット |
サイズ | 約72×167×8.2mm |
重量 | 約178g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz+2.4GHz+1.7GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
OS | Android 9 |
最大通信速度(下り/上り) | 37.5Mbps/988Mbps |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ | アウト:約1220万画素(F値1.6) +約1220万(望遠、F値2.4) +約1220万(超広角、F値2.4) /イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 3200mAh |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | パープル、ブラック、 ホワイト(auとソフトバンクのみ)、 グレー(auのみ) |
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