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Xperia 1のデジカメ連動アプリ「Imaging Edge Mobile」が便利すぎる

2019年08月31日 12時00分更新

ソニー「α」シリーズと連動できるアプリ
「Imaging Edge Mobile」でXperia 1をもっと活用する

 Xperia 1のカメラに採用されている画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」や瞳AFといった機能は、ソニーのデジタルカメラ部門の技術を利用したものだ。先行してデジタルカメラ側でこなれた技術であるため、Xperia 1においてはとても良好に働いているし、性能の良さを感じているユーザーもいるだろう。

 そんなXperia 1だが、プリインストールされている「Imaging Edge Mobile」というアプリはチェック済みだろうか。Imaging Edge Mobileは、ソニー製デジタルカメラとXperia 1を連動させるもので、α/RXシリーズのリモート操作や撮影した写真をXperia 1に転送などが可能だ。なお、Android版とiOS版が存在しており、本稿では便宜的にXperia 1での操作を前提として進めていく。

Imaging Edge Mobileを使ってみよう

 できることを見ていくと、Xperia 1からソニー製デジタルカメラの操作/撮影があり、ソニー製デジタルカメラからXperia 1に撮影した写真の転送が主になる。機種によっては4K動画転送ができたり、位置情報連動ができたりと違いがあるのだが、ソニ−製デジタルカメラの世代の仕様が大きな要因だ。

 たとえば、ソニー製デジタルカメラにはアプリケーションによる機能拡張に対応するカメラボディーがあるのだが、PlayMemories Camera Appsからスマートリモコンをインストールしていると、スマホ側からタッチAFができる。

 逆にPlayMemories Camera Appsに対応していないカメラボディーの場合は、タッチAFなどができないという差がある。こういった微妙な機能の違いは、Imaging Edge Mobile対応カメラ一覧表(公式サイト)でチェックできるので、ソニー製カメラを持っているのであれば、確認してみよう。

 次に機能をチェックする。使用したカメラボディーは「α7RⅢ」、レンズは「SEL1635GM」だ。接続はNFCか、カメラボディー側に表示されたQRコード、もしくは同一アクセスポイント経由となる。出先であれば、NFCかQRコードになるが、1度設定しておけばいいので、出かける前に済ませておくといい。

Imaging Edge Mobileのメイン画面。接続ガイドを読むか、カメラのQRコード読取りを選ぼう

ソニー製カメラボディーの場合、世代によって表示させる操作が異なるのでマニュアルをチェックだ

 おもにできることは操作と撮影、カメラボディーからの写真データの転送だ。操作画面ではカメラボディーのプレビューがXperia 1側にも表示され、その周辺に操作UIがある。

実際にα7RⅢと接続してみた状態。α7RⅢの場合はモード変更ができないのでMモードにしておくと何かと楽だ。またホワイトバランスや連写、セルフタイマーの設定もできる

BULBにした場合は、シャッターボタンがスライダーに変更される。ただしシャッターを開けている時間が表示されないので、別途経過時間のわかるアイテムが必要になる

自分を撮ってみるかと思ったときにも便利

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