3つのレンズの実力を個別にテスト!
「Xperia 1(SO-03L)」の特徴のひとつが、超広角と標準、望遠と3つのレンズを組み合わせたトリプルカメラ。撮りたい構図や被写体に合わせてレンズを切り替えて撮影が可能です。レンズの切り替えはカメラアプリのボタンをタップします。標準が「×1」、望遠が「×2」、超広角が「W」の表記になっていて、タップするごとに切り替わります。
もちろんデジタルズームにも対応しており、最大10倍までのズームが可能です。ただしデジタルズームは「×1」~「×10」まで。超広角の「W」から「×1」までの間は調整できません。同じくトリプルレンズを搭載しているファーウェイの「HUAWEI P30 Pro」やOPPOの「Reno 10x Zoom」は超広角からもデジタルズームが使用できるので、ちょっと残念なポイントです。
Xperia 1のアウトカメラのスペックは下記のとおり。有効画素数は3つとも約1220万画素で同じ。ほかのメーカーの場合超広角や望遠の有効画素数はメインの標準よりも落ちるケースが多いので、ここは評価の高いポイントです。
Xperia 1カメラスペック
- 標準(26mm):有効画素数 約1220万画素/F値1.6
- 望遠(52mm):有効画素数 約1220万画素/F値2.4
- 超広角(16mm):有効画素数 約1220万画素/F値2.4
実際に超広角、標準、望遠、10倍の画質をチェックしてみます。まずは日中の撮影から。なお、作例はすべて原寸です。
ちなみにレンズを超広角(W)に切り替えると、画質が「16:9(9MP)」に自動で切り替わりますが、比較のため「4:3(12MP)」で撮影しています。色の鮮やかさは標準(×1)での撮影が一番ですが、それ以外の倍率でも十分なクオリティー。10倍もこれだけ撮影できれば作品としては厳しいですが、記録がわりのメモとしてなら十分です。
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