マイクロソフトが米国連邦通信委員会(FCC)に出願した書類が公開された。新型MRデバイス「HoloLens 2」を思わせる内容から、同デバイスの発売が遠くないことがうかがわれる。
FCCは通信や電波の利用を管理する組織。アメリカ国内で無線機器を内蔵したデバイスを販売するにはFCCの承認が必要で、書類に掲載のデバイスの発売が近づいていることを示唆している。
マイクロソフトは2月にHoloLens 2を発表。現行のHoloLensと比較して2倍以上の視野角、視線追跡機能など大幅な改良を施したという同製品の発売予定日は、8月6日現在公開していない。なお、国内向けはHoloLens 2の日本語ページから電話によるプレオーダーのみ可能。
8月2日にFCCのウェブサイトに公開された内容に、「HoloLens」との明記はない。しかし本文中に「通信規格IEEE 802.11a/b/g/n/ac、MIMOの無線送受信機器。20/40/80MHzとBluetooth 5.0に対応」と、HoloLens 2に一致する仕様が掲載されている。さらに、規制ラベルの貼付箇所を示す図中のデバイス形状は、HoloLensと見て間違いなさそうだ。なお出願書類中、製品の外観、ユーザーマニュアルなどは2020年1月19日まで非公開とされている。
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