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聴診データを集積して分析、各種医療分野への応用を目指す

聴診器をデジタル化する「ネクステート」

2019年08月14日 17時10分更新

 SUNDREDとシェアメディカルは8月8日、共同で聴診データ研究会の設立と聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」を発表した。

 ネクステートはシェアメディカルが5月に発表した「ハミングバード」の製品版にあたるもので、聴診した音をデジタル記録する装置。聴診器は発明以降およそ200年間、ほぼ改良のないまま医療現場で使われてきており、ネクステートによって聴診データとして保存、共有することで分析や研究が可能となる。

 聴診データ研究会では、聴診所見の電子データ化、聴診データの集積および活用・運用方法を研究。聴診データ集積によるマスデータ化とディープラーニング、AIへの応用が期待できるという。また、運用面では遠隔医療全般や各医療分野、各地域の医師会、産業分野との連携を図るとしている。

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