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ゲームと仕事を兼用できるほどの高いパフォーマンスを発揮

無線ゲーミングマウス「G903h」はゲーマーの願望を叶えてくれる"相棒"だ!

2019年08月13日 12時00分更新

「ロジクールG」のゲーミングマウス「G903 HERO LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス」

 憧れのゲーミングパソコンを購入してから数ヵ月が経った。趣味と仕事でかなり重宝するため、今では"相棒"と呼んでもいいぐらいの特別な存在と化していた。その後、より快適なゲーミングライフを実現すべく、周辺機器にも目を向けるようになった。

 何がほしいんだろうと考えをめぐらせた結果、今買うべきアイテムは「ゲーミングマウス」ではないかと悟った。普段使っているマウスは遅延が生じてしまう上に、小型サイズだから手のひらにフィットしない。そのマウスを使ってゲームをプレーすると、どうしても「なんだかなぁ……」と違和感が生じてしまうのだ。自分に合ったゲーミングマウスがほしい。だが、どのブランドのどのゲーミングマウスが自分にふさわしいのかさっぱりだった。

 7月初旬、編集部にあるゲーミングマウスが届いた。「ロジクールG」ブランドの「G903 HERO LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス(以下、G903h)」で、6月27日に販売を開始した新モデルである。

 ロジクールGのゲーミングマウスはeスポーツ向けに開発されており、世界で活躍する多くのプロゲーマーから高い信頼を得ているという。これは興味深いと思い、G903hを1ヵ月使ってみた。今回はそのインプレッションを述べよう。

新たに搭載した「HERO 16K」センサーにより精度が向上

上面

裏面

 G903hは、従来機の「G903」の基本性能を引継ぎつつ、新たに「HERO 16K」と呼ばれるセンサーが搭載されているのが特徴だ。1:1トラッキングと1万6000DPIという高精度を実現し、より素早い操作が可能となっている。

充電時間は約90分。付属のUSBケーブルで充電できるほか、有線接続も可能

 また、電力効率は前世代のセンサーの10倍で、RGBライト起動時は最大140時間、RGBライトオフ時は最大180時間という驚異的なバッテリー駆動時間を実現しているという。そのほか、遅延の少ない安定したパフォーマンスを維持する「LIGHTSPEED」テクノロジーも搭載。

 実際に使ってみて、快適な操作性に衝撃を受けた。試しに「レインボーシックス シージ」をプレーしてみたら、以前使っていたマウスよりも精度が向上しており、エイムがしやすくなった。そのうえ、プレー中もDPIの調整がスムーズにできるため、使い勝手も向上。G903hを使い込んでみて、ゲーミングマウスの利便性を改めて実感するに至った。

手のひらにちょうどよくフィットするサイズ

手のひらにちょうどよくフィットするサイズがたまらない

 つづいて気になったのはサイズだ。本体サイズはおよそ幅66.5×奥行130.3×高さ40.4mmで、手のひら全体でマウスを包み込める感覚が実に心地よい。長時間使っていても違和感を覚えることはなかった。ちょうどいいフィット感なので、集中して作業に没頭できるのがいい。

G903hの重さは約110g。付属のウェイト(約10g)を使えば重さを調整することができる

 従来機と同様、G903hの重さは約110gと軽めだ。もし重さを追加したいようであれば、付属のウェイト(10g)を裏面に装着するといいだろう。このように、快適性を考慮したデザインもまた評価すべきポイントだ。

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