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コンパクトボディーがウリの「Xperia Ace」はカメラ機能も充実!

 今回レビューする端末は、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Ace」。コンパクトなボディを特徴とした「Xperia XZ2 compact」の後継機です。Xperiaシリーズの最新モデルでは、トリプルカメラや縦長ボディーが話題の「Xperia 1」が最新のハイエンドであるのに対し、Xperia Aceは価格4万円台のミドルレンジとなっています。キャリアではドコモのみが取り扱い、現在発売中です。

 カラバリは「パープル」「ホワイト」「ブラック」の3種類で、価格は4万8600円(税込)。今回、Xperia Aceを1週間ほど使う機会を得たので、その使用感や性能をレポートします。

ポケットにすんなり収まるコンパクトボディー

 まずは本体からチェック。最大の特徴は、そのコンパクトさ。画面の上下左右どこにでも親指が届くので、楽に操作できます。やや厚みを感じますが、フレームが丸みのあるデザインであるのと、本体幅はがっちりホールドできるサイズなので持ちやすいです。

約67×140×9.3mm、重量は約154g

メタリックなフレームは丸みのあるデザイン

 本体右側には、電源ボタンと音量調節ボタンを搭載。電源ボタンは指紋認証センサーも兼ねており、ボタンを押してそのままロックを解除できるので便利。反応も早いので快適でした。音量ボタンは丸い形がかわいいのですが、もう少し大きいほうが押しやすいでしょう。

丸い音量ボタンは、デザイン的におもしろいが、若干押しづらさを感じた

左側にSIMカードとmicroSDスロット

上部には、3.5mmのイヤホンジャック

下部にUSB Type-Cポート

 スマホがどんどん大型化する傾向にあるなか、このコンパクトなサイズ感はめずらしいと言えます。筆者はふだんグーグル「 Pixel 3a」を使用していますが、Xperia Aceを持ったときは思わず「小さい…」とつぶやいたほど。フィット感は抜群で、丸みのあるフレームも持ちやすさに配慮されているなと感じました。

 ディスプレーは約5型で、解像度はFull HD+(1080×2160ドット)、画面比率は18:9。ハイエンドモデルと比べれば、画面は小さく、動画視聴やゲームプレー時の没入感は高くありません。とはいえ、映像自体はとてもきれいに表現できています。

没入感や迫力はいまひとつか

サイズが近いiPhone 8(左)と比較。ディスプレーはXperia Aceのほうが大きい

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